解説記事・声明等

#難民の送還ではなく保護を – 入管法改正案へのキャンペーン

(最終更新:2023.3.27)

日本に逃れた難民の保護を揺るがす法案が再び国会に提出されました。ウクライナ難民の受け入れに光があたり、日本の難民保護の課題が見えにくくなっていますが、状況は廃案となった2021年から変わっていません。難民が公正に保護されるために、法案への世論の関心が必要です。

#難民の送還ではなく保護を

このページでは、入管法改正案への懸念を持った多くの方々の意見をご紹介します。

合わせて、難民にまつわるよくある質問への回答や、読んでいただきたい記事を紹介しています。

皆さまのご意見

Twitter等で寄せられたご意見を抜粋して掲載しています。(スクロールしてご覧ください。)

メールでいただいたご意見も一部紹介します。

  • お世話様です。送還では無く保護を支援します。
  • 『#難民の送還でなく保護を』国連から人権に関する問題を指摘されても応じない国、この国が難民鎖国から抜け出せるよう、難民支援協会の活動を支持します。
  • 私も支援します。 難民の送還ではなく、保護を!
  • Twitterをやっておやりませんので、こちらに賛同を表明いたします。 難民の方が命をとられることにつながる、非人道的な改正法案に、反対します。

当事者からの声:難民申請中の方から

この法改正により大きな影響を受けるのは当事者の方々です。
難民申請中の3人の方に、思うことやご意見を伺いました。

※ お話をうかがったのは2022年。当時、再び入管法改正案が出されるかもしれないと言われていること、前回(2021年/廃案)の法案の内容と当会が考えることについて説明し、意見を聞きました。

難民申請1回目(難民申請約3年)/仮放免中

「2021年の法案のことはニュースなどで知りました。とてもショックで、悲しく思いました。なぜなら内容が国際法に反したものになっているから。」「友人(の申請者)も法案についてとても心配していました。」

「今は仮放免中で収容はされていませんが、大きなかごの中に住んでいるようです」「(法案で監理措置の導入が含まれているが)すでにたくさんの制約があります。私は難民申請の結果を待っているだけです。もう少し難民にオープンになってほしいです」

「もし難民申請者を送り返せば、日本は、彼ら(母国政府)による人権侵害の一部になるでしょう。」「法案の内容をもう一度考え直す必要があると思います。」

難民申請3回目以上/仮放免中

「あまり関心がもたれていないです。日本では『私たちは大切ではない』と言われているかのようです」「難民について考えるとき、日本がどのように見られているか、日本がどのように見られたいかを考える必要があると思います。例えば、アフガニスタンの日本人医師や緒方貞子さんがアフガニスタンの人々に日本の印象を与えたように。」

「難民に関する日本のシステムは透明性がないし、(難民保護の)義務を果たしていません。国際法にも反しています。」「難民と連携し、一緒に議論してほしいです。」

「(私は)逃亡もしません」

難民申請3回目以上/仮放免中

「(審査に関わる)第三者機関が作られるべきです。難民のことに詳しい人が審査にあたって、それで結果がだめで追い出す(強制退去)なら、仕方がないです。第三者機関にならない限り、何があっても抵抗をし続けます。正当防衛だと思います。」「(いまは)不認定ありきです」

「何度もの収容の経験や、送還されそうになったこともありました。今でも送還の場面がフラッシュバックします。」「働くこともできず、体調も悪いです。お金も、生活もありません。ここまで来たら「帰ろう」とふつうは思います。しかし、それでも帰れないのです。他の道はありません。」「自分にはあきらめる権利がありません。ボロボロの中で、頑張らざるをえません。」「あきらめたい、と叫びたいときもあります。」

「前回の廃案のときは日本にいて一番嬉しかったです。」

「若い人たちで関心を持つ人が少しずつ増えていると思います。多少は希望があると思います」

そのほか、2023年3月の法案閣議決定以降、当会に相談をしている難民申請者の方々、特に複数回申請中の方から、不安の声が寄せられています。

  • 「この法案が自分にどう影響するのか、説明してほしいです」
  • 「難民不認定になり、複数回目の難民申請をしようとしていますが、送還されるのでしょうか。」
  • 「何か決まったのでしょうか。心配しています。」

など

難民にまつわるよくある質問

難民に関してよく聞かれる、さまざまな質問にお答えしています。
(全12問:画像をクリックしてください。)

入管法に関する記事

当会の発信した入管法に関する解説記事や声明などを、以下からご覧ください。