難民受け入れの潮流をつくる

広報活動

難民とともに暮らせる社会を目指し、
理解と共感の輪を広げます。

日本にも難民が逃れてきていること、日本で難民が困難な状況に置かれていることは、まだ十分に知られていません。多くの方に難民を取り巻く状況を知っていただき、支援の輪を広げることで、社会の変化を生み出していきます。

事業紹介

変化し続ける状況の中、
メディアからの取材を通して発信

『難民の報道に関するガイドブック』作成に向けた記者等との意見交換

東京オリンピックでの選手の帰国拒否、アフガニスタンでのタリバンによる政権掌握、ウクライナ難民の日本での受け入れなど、難民への関心が広く集まる出来事が国内外で連続し、メディアからの取材や問い合わせが著しく増えました。テレビの報道番組や新聞のオピニオン面、海外メディアなど、これまでにない多様な媒体で計83件の掲載となり、日本で難民支援を行ってきた団体として、難民認定の課題や長期的視点での支援の必要性、出身国による処遇の違いなど現状の問題点を、時機に応じて伝えました。

また、難民に関する報道が増えたことを受けて、当事者が報道されることによるリスクを防ぐため『難民の報道に関するガイドブック』をメディア関係者とともに作成し、6月に公開しました。

SNS やイベントを通じて、幅広く届ける

楽しみながら関心を深めていただいた「DAN DAN RUN 2022」

SNSによる情報発信に引き続き力を入れ、分かりやすく届けることを心がけました。難民について差別や偏見によらず考えてもらうために、基礎的な質問をまとめてSNSで連続投稿した「難民にまつわる12のよくある質問(web, twitter, instagram)には、計3,000以上のリツイート・いいねが集まりました。また、オンラインや対面で、幅広い人々が関われる取り組みも実施しました。5月、ボランティアの方々の運営でチャリティラン&ウォーク「DAN DAN RUN 2022」を開催。会場での開催は3年ぶりで、オンライン参加と合わせて312人の申込がありました。6月の「世界難民の日」に向けたキャンペーンでは、「#難民に心を寄せて」をつけた意見の投稿を呼びかけました。集まった声をYouTube のライブ配信で紹介し、難民の方やスタッフのトークとともに届けました。

※ 2021年度年次報告書より

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