難民支援協会(JAR)が目指すこと
JARは、母国を追われた難民が失った権利を回復することを目指し、支援に取り組んでいます。
難民は、人として、また難民として、基本的な権利を持っています。
たとえば、自由と安全が確保され、命の危険がある母国に送還されず、医食住等が保障され、家族が一緒に暮らせることなど、多岐に渡ります。
難民のように、支援が行き届きづらい人々を支援することは、JAR の事業の柱です。
しかし同時に、難民は支援されるだけの人ではありません。
支援を必要とする人はしっかりと支えられ、一方でそれぞれの持つ強みを活かして社会の一員となる、そのような未来を作ることを目指し、JAR は活動を展開しています。
JARの支援活動
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難民認定のために 法的支援
弁護士と連携し、保護されるべき人が速やかに難民認定を得られるよう支援します。
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生き抜く力を支える 生活支援
一人ひとりの力を「引き出す」支援を通じて、来日直後の厳しい時期から自立への道のりを支えます。
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経済的に自立する 就労支援
難民の働く意思と企業のニーズをつなぎ、難民が安心・安全に働き続けられるよう支援します。
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ともに地域社会をつくる コミュニティ支援
難民が地域社会の中でつながりを持ち、ともに生きていける関係性を築けるよう支援します。
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難民受け入れ政策を促す 政策提言・ネットワーク
難民が適切に保護され、受け入れられる制度の実現を目指し、政府や国会に政策を提言します。
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難民受け入れの潮流をつくる 広報活動
難民を受け入れられる社会を目指し、理解と共感の輪を広げます。