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法務省発表「平成22年における難民認定者数等について」

    2月25日、法務省入国管理局より、「平成22年(2010年)における難民認定者数等について」が発表されました。
    それによると、難民申請数は1,202人(前年比186人減少)、難民として認定されたのは39人(前年比9人増加。うち13人は異議申立手続における認定)となっています。また、難民と認定されなかったものの、人道的な配慮により在留が認められたのは363人(前年比138減少)となっています。
    その他、発表資料は以下のとおりです。詳細は法務省のウェブサイトよりご覧いただけます。

    [難民認定申請者数] 1,202人(内訳:ミャンマー(ビルマ)342人、スリランカ171人、トルコ126人、ネパール109人、インド91人、ほか363人)
    [認定数] 39人(内訳:ミャンマー37人、ほか2人)
    [人道配慮による在留許可数] 363人(内訳:ミャンマー356人、ほか7人)

    ■手続別
    一次審査

    • 申請処理数 1,455人
    • 認定数 26人
    • 不認定数 1,336人
    • 取り下げ等 93人

    異議申立(二次審査)

    • 異議申立数 451人
    • 認定数 13人
    • 棄却数 325人
    • 取り下げ等 113人

    ■仮滞在

    • 仮滞在許可審査数 558人
    • 許可数 65人
    • 不許可数 493人