活動レポート

[緊急支援速報]難民による支援活動が取り上げられています

    4月30日の「ミャンマー難民ら5人 『今こそ恩返し』」(毎日新聞)のほか、ゴールデンウィークにかけて行われた難民によるボランティア活動が、複数のメディアで取り上げられています。
    ■5月5日-「国籍や肌の色は関係ない」ミャンマー難民ら震災被災地支援、95人が宮城で汗/共同通信
    1日、宮城県多賀城、石巻両市にて、首都圏などで暮らすミャンマー(ビルマ)難民ら95人が、清掃に、炊き出しに汗を流しました。
    「たくさんの人の幸せが流されてしまったんですね」と、つぶやくミャンマーの男性。自身は難民認定の申請が認められず、先の見えない日々に苦しみ、耐えがたい孤独も抱えるが、「自分の悩みが小さく思える。もっともっと頑張らないと」と語ります。
    呼び掛け人の一人、チョウチョウソーさん(47)は来日20年。弾圧を逃れ、来日。難民認定を受け、今も母国の民主化運動の先頭に立ちます。将来への切実な不安を抱える被災者の姿が来日直後の自分と重なり、日本での生活を一から切り開く中で何度も励まされたことへの恩返しを込めて、支援を呼び掛けています。
    記事には、「難民となって故郷を失い、今も母国に帰ることはできない。家族とも生き別れた。そんな境遇に身を置く自分たちだからこそ『被災者のためにできることがきっとある』と思う」、とつづられています。
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    ■5月1日-ミャンマー難民が被災地でボランティア/テレビ朝日
    上記と同じく、ミャンマー難民などにより行われた泥かき、炊き出しの様子が取り上げられました。「日本人とかミャンマー人とか関係ない。みんなでおいしく食べれれば」と、語る難民の方々の声が取り上げられました。
    ■5月4日-ミャンマー難民、被災地で「日本へ恩返し」/TBS
    上記と同じく、ミャンマー難民などにより行われた炊き出しの様子が取り上げられました。
    約500人分を用意。炊き出しの責任者の男性は、3年前(2008年)、サイクロンによる大きな被害を受けた母国ミャンマーに入ることができず何もできなかった思いも胸に、東日本大震災の被災者支援に動いています。日ごろは、都内のそば店で料理長をしており、自分の用意した料理を食べてくれて「うれしい」と語っている様子が紹介されました。
    ■5月5日-ベトナム料理で恩返し 元難民ら、被災者に振る舞う/東京新聞
    4日、神奈川県内在住の元ベトナム難民など約40人が、川崎市中原区で、被災者にベトナム料理を振る舞いました。
    「帰る場所のない気持ちはよくわかる。一緒に分かち合えれば」、「日本への感謝の思いを持つ人が多く、支援の輪がみるみる広がりました」との言葉が紹介されています。
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