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活動レポート

年次報告書(2018.7 -2019.6)ができました

難民支援協会(JAR)では、毎年、支援者の皆さまに向けて、1年間の活動成果をまとめています。昨年度(2018年7月-2019年6月)の報告書が完成しました!以下では、個別支援の成果を一部ご紹介します。

THANK YOU!  皆さまの寄付でできたこと

1年間で62ヵ国から逃れてきた623人に
のべ3,606回の個別支援を行いました。

出身国は引き続きカメルーンなどアフリカ諸国の方が多く、全体の6割を占めました。

法的支援 - Legal Assistance

日本で「難民」と認定されることは、迫害の待つ母国に送り返される恐怖がなくなることを意味し、日本で安心して暮らす上で極めて重要です。

JAR事務所や収容所で1407回の相談に応じ、一人ひとりに日本の難民認定制度について丁寧に説明。それぞれが置かれている状況を適切に理解できるよう支援しました。日本の難民認定基準は非常に厳しいですが、一人でも多くの人が安心して暮らせる在留資格を得られるよう、弁護士とも協働で支援し、連携強化・拡大も続けています。

生活支援 - Social Assistance

JARには来日直後の人、就労許可を得て働き始めた人、来日から何年か経過し、在留資格や就労許可を失ってしまった人など、さまざまな局面にいる難民が相談に訪れます。生活相談に1,300回応じ、個別に支援しました。

来日直後は言葉が分からず、助けを求められる知り合いや家族もいない場合が多く非常に困窮します。年間通じて緊急支援も提供し、ホームレス状態に陥った62人にシェルターを提供したほか、宿泊費の支援、緊急支援金や食事の提供などを行い、最低限の生活さえ営めない状況をできる限り回避しました。

就労支援 - Job Assistance

難民申請中の公的支援が十分にない中で、来日間もない時期から生きるために働く必要に迫られます。同時に多くの人は、支援に頼ることなく一日でも早い自立を望んでいます。しかし、日本語ゼロの状態から仕事を見つけるのは困難です。JARは就労資格を得た難民がスムーズに就職できるよう、180時間の就労準備日本語プログラムを62人に提供(49人が修了)し、企業とのマッチング等を通じて個別に支援。44社で計54人の就職を実現しました。

支援した方からの御礼のメッセージ

「私の生活と心が安定するようさまざまな努力をしてくださったことに御礼を伝えたいです。あなたがたのすべての思いやりと助言、支援に本当に感謝しています。私の心が、想像もできない早さで安定したのは本当にJARのおかげです。難民の人たちの生活を安定させるという困難なことが、JARの経験と良いリーダーシップによって実現しています。私は今日、希望があり幸せです。私はJARのおかげで笑顔になれました。それは、これまでの人生では難しかったことです。いま人生が少しずつ良い方へと向かっています。JARの努力すべてに感謝します。一人の人として扱ってくれることが嬉しいです。本当にありがとうございます」

上記の支援の他に、地域社会と連携し難民を支えるコミュニティ支援、制度の改善を働きかける政策提言など、さまざまな角度から難民支援に取り組みました。

JARの活動は皆さまからのご寄付によって成り立っています。昨年度の収入の6割以上は寄付金でした。引き続き、皆さまとともに、日本に逃れてきた難民を支えることをあきらめず、包括的な支援活動を展開していきます。
これから越冬に向けたご支援のお願いもさせていただきますが、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

*年次報告書の全文はこちらからご覧いただけます。
p.12 就労支援 Report2の内容に誤りがありました。謹んで訂正させていただきます。
誤)年2回開催したジョブフェア
正)年3回開催したジョブフェア

(2019年11月14日掲載)

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