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活動レポート

(寄稿)収容所で面会を続けて-学生にできること

園山明里
筑波大学CLOVER~難民と共に歩むユース団体~代表

「なぜ僕と同じ年齢の君は勉強できて、僕はできないんだ」
牛久にある東日本入国管理センター(収容所)での面会活動を続けるなかで、収容されていた同世代の難民から言われた言葉が印象に残っています。激しい対立のあった母国で命を狙われた彼は、身を守るとともに、勉学の希望をもって日本に逃れてきたそうです。返す言葉がなく、勉強できる環境にいることを大切にしなければならないと思ったのと同時に、日本の難民問題についてもっと真剣に考えたいと思いました。

CLOVER~難民と共に歩むユース団体~では、収容所にいる難民申請者を含む被収容者の方々が未来への希望をもって生きられるよう寄り添っていくこと、そして若者が難民問題に主体的に関わり、学んでいくことを目的として、収容所への面会訪問活動、被収容者への支援活動、難民問題の認知度を向上するための啓発活動を行っています。東日本入国管理センターへの面会活動は週に一回の頻度で行っています。
clover1.jpg面会活動の際は、冒頭でお伝えした難民の方のように、普段あまり打ち明けられない本心を語ったり、母国の文化や料理を教えてもらったりと様々ですが、いつも変わらない収容所での生活において、少しでも違う時間を過ごしてもらえたらと思っています。
日本における難民問題や入管の問題の改善・解決は簡単ではありませんが、問題自体を考えることの重要性と同時に、被収容者の方一人ひとりの幸せを願ってこれからも活動を続けていきます。

最後にCLOVERでは辞書を提供していただける方を探しています。辞書は被収容者の方が日本語を勉強するために必要としており、面会時に差し入れています。
和英・英和辞書はもちろん、英語以外の辞書も募集しております。特にアジア圏内の言語、スペイン・ポルトガル語を集めております。
もし使わなくなった辞書等がありご協力いただける方、CLOVERの活動をもっと知りたいという方は下記ウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。

CLOVER~難民と共に歩むユース団体~
ウェブサイトはこちら

執筆者

※ 記事掲載時のプロフィールです

(2016年4月18日掲載)

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