活動レポート

フォトグラファー宮本直孝 × 難民支援協会 共同企画
「Portraits of Refugees in Japan‐難民はここにいます。」

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    報道関係者各位

    2016年4月26日
    認定NPO法人 難民支援協会

    フォトグラファー宮本直孝 × 難民支援協会 共同企画
    「Portraits of Refugees in Japan‐難民はここにいます。」
    日本に暮らす難民28人のポートレート写真展
    世界難民の日・6/20(月)~26(日)・東京メトロ表参道駅で開催

    PDFファイル(リリース)

    認定NPO法人難民支援協会(東京都新宿区/代表理事:石川えり)は、フォトグラファー宮本直孝氏との共同企画として、日本に暮らす難民28人のポートレート写真展を、世界難民の日6月20日(月)から1週間、東京メトロ表参道駅のコンコース(ADウォール・B1出口付近)にて開催します。

    現在、世界には、6,000万人以上が紛争や深刻な人権侵害などにより故郷を追われています。シリアの惨状や、欧州を目指す難民の群衆、テロ勃発などのニュースは、私たちに「難民」に対する漠然とした不安をあおり、現実の複雑さを突きつけるかもしれません。しかし、日本は、1970年代以降、1万人以上のインドシナ難民を受け入れきました。また、ここ数年ではアフリカや中東含め、年間数千人が日本に助けを求めて逃れてきています。もはや、「難民問題」は、私たちにとっても、無関係な事柄ではありません。
    本企画では、ポートレートを通じて、「難民」という大きなくくりを外し、難民一人ひとりの姿を届けます。「難民」となることは、多くを失うことです。住み慣れた家、仕事、大切な人、時には尊厳、生きる希望を失う人もいます。逃れた先で、失った「当たり前の生活」を取り戻すことは簡単ではありません。
    「難民経験」の意味合いは一人ひとり異なります。母国でどんな日常を送っていたのか、なぜ、日本に逃れてくることになったのか、今、どんな生活をしていて、将来に対して希望はあるのか、不安を抱えているのか。難民支援協会は、写真を見た方が、難民を身近な存在として捉え、彼らの過去と現在、これからの境遇を想像し、考えるきっかけとなればと願っています。
    なお、本企画には、シリア、ミャンマー(ビルマ)、ロヒンギャ、アフガニスタン、イラン、バングラデシュ、ベトナム、エチオピア、クルドなどからの難民とその家族の方々28人にご協力いただきました。在住年数は1年から約30年までさまざまで、幼少のころに親とともに来日し、日本で育った「難民2世」もいます。
    世界難民の日である6月20日から開催する本企画のご取材をよろしくお願いします。

    実施概要

    タイトル  |Portraits of Refugees in Japan-難民はここにいます。
    ポートレート |シリア、アフガニスタン、エチオピアなどからの難民とその家族28人
    日時 |2016年6月20日(月)~6月26日(日)
    場所 |東京メトロ表参道駅コンコース(ADウォール・B1出口付近)
    主催 |フォトグラファー宮本直孝・難民支援協会
    ウェブサイト |www.refugees-in-japan.com (6月半ば公開予定)

    宮本直孝 / NAOTAKA MIYAMOTO プロフィール

    1961年静岡県生まれ。1990年から1991年の間、渡伊し、オリビエーロ・トスカー二に師事。2007年以降、オープンスペースでの写真展を多数開催。2014年からPerle managementに所属。 http://www.naomiyamoto.com
    [これまでの展示実績]
    2007年 「forty six portraits of beautiful women」 表参道・スパイラル
    2010年 「COVER GIRLS」 表参道・スパイラル
    2010年 「THE CATS」 表参道・スパイラル
    2010年 「Fill the Cup with Hope」 WFPチャリティ写真展 表参道・GYRE
    2012年 「ロンドンパラリンピック選手写真展」 東京メトロ 表参道駅ADウォール

    制作協力

    アートディレクター |富田光浩 / ONE INC
    ヘア |hiro TSUKUI
    ヘアメイク |Tomo Tamura ・ 森野友香子
    メイク |耕万理子 ・ Chifumi
    スタイリスト |馬場郁雄 ・ 白井艶美
    メーキングフォト|松永望
    レタッチ  |佐藤加奈子 / 株式会社ヴィータ
    ※上記の皆さまからは、無償のプロボノ協力をいただきました。宮本直孝氏には、ADウォールの広告媒体代をご負担いただきました。
    協力  |Perle management ・ 株式会社アルーシャ ・ ゴールドマン・サックス

    難民支援協会(JAR)について

    1999年設立。日本に逃れてきた難民が、自立した生活を安心して送れるよう支援している認定NPO法人。難民申請の手続きや、日本での医食住、教育、就労などに関する支援を行う。難民受け入れに関する政策提言や、認知啓発にも力を入れている。年間の支援対象者の国籍数は約60ケ国、来訪相談者数は約600人(2014年度実績)。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のパートナーとして活動。
    [受賞歴](一部)
    2006年1月 第20回東京弁護士会人権賞(東京弁護士会)
    2013年1月 国際交流基金地球市民賞(国際交流基金)
    2013年12月 エクセレントNPO大賞 大賞・組織力賞(「エクセレントNPO」を目指そう市民会議)

    以上

    本件に関するお問い合わせ

    認定NPO法人難民支援協会 広報部 田中
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-10 第三鹿倉ビル6階
    Tel:03-5379-6001|Fax:03-5379-6002|info@refugee.or.jp
    ※本件について、東京メトロ、表参道駅へのお問合せはご遠慮ください。
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