「難民研究フォーラム」は、刻々と変化する難民を取り巻く環境に対応する日本での難民専門の研究調査事業として、2010年に始動しました。多角的な視点から国内外の難民の現状や難民政策に関する学際的な研究を行い、その成果を幅広く共有及び活用することによって難民研究の発展に寄与することを目的としています。
また、難民や強制移動に関わる多様な学問分野の研究者や実務者が集う場としても位置づけられています。関係する研究者の専門分野は法学、政治学、社会学、文化人類学、教育学、社会福祉学、医学など、難民研究の学際性を体現するものです。さらに、研究者だけではなく、実務者やメディアも交えた議論や発信を行っています。
上記のような難民研究フォーラムの事務局を難民支援協会が担っており、その一員として本事業に熱意をもって取り組んでいただける方を募集します。
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募集要項
求める人物像・応募資格
- 難民研究および難民保護/支援に理解と情熱を持ち、その上で、自らの能力を発揮して業務を遂行できる方
- 難民研究への理解ある研究者および人々とつながり、フォーラムでの発信を通じた社会変革に共感と熱意をもって取り組むことができる方
- 調整業務ができる方
- チームで協力して働く柔軟性と積極性がある方難
- 多岐にわたる業務を、自律的に推進していける方
- 論文作成において必要な知識、素養(研究倫理、査読、編集プロセス等)がある方
- 日本語および英語(ビジネスレベル)で支障なく業務を行うことができる方
- 最低限のPCスキル(Word、Excel、パワーポイントなど)
※ 難民研究分野(専門領域は問わず)に関わった知識・経験がある方を優先します。
主な業務内容
難民研究フォーラムの活動の実施(事務局業務)
- 年刊誌:『難民研究ジャーナル』企画、編集、発行、書籍販売・在庫管理
- 研究会の定期開催、公開シンポジウム企画、運営
- 若手難民研究者奨励賞(事務局)の実施
- 『難民研究フォーラム』website運営
- 各種企画事業等にかかわる会議の運営
- その他、必要に応じた難民支援協会の業務
勤務地
- 難民支援協会事務所。リモートワークあり
条件
- 勤務期間:〜2026年6月末(原則契約更新※)
※ 当会では職員の雇用契約は、原則として年度毎に結んでいますが、継続して活躍をしていただけることを期待しております。 - 試用期間:3ヶ月
- 勤務日・時間:週5日(月〜金) 10:00〜18:00
関係者との会合・イベント等のため、残業や休日出勤が発生することもあります。 - 待遇:難民支援協会職務規定による。社会保険完備
募集人数
1名
応募方法
以下のオンラインフォームからご応募ください。
締切日
適任者が見つかり次第締め切ります。
刑罰・懲戒や特定の行為に関する経歴申告書の提出について
難民支援協会は、当会の支援対象者との信頼関係を構築、維持し、支援対象者を守るため、いかなる形での搾取も禁ずる規範(認定NPO法人難民支援協会 行動指針)を定め、これに従い、各事業を実施しています。
中でも、難民一人ひとりへの支援事業は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の事業実施パートナーとしておこなっています。UNHCRでは、特に性的搾取、虐待からの保護を原則として設け、事業実施パートナーも同様に課されています。
この一環として、採用選考過程で刑罰・懲戒や特定の行為に関する経歴申告書(当会で用意した書式に署名をしていただきます)をご提出いただき、選考検討にて参照いたします。
提出いただいた本書は、不採用の場合には当会にて責任をもって破棄いたします。
その他
応募前の事務所訪問は受け付けておりませんので、ご了承ください。
お問い合わせはメールでお願いいたします。業務時間中は来訪されるクライアントへの対応等で立て込んでおり、電話での問い合わせはご遠慮ください。
お問い合わせ・応募先
認定NPO法人 難民支援協会 採用担当
〒101-0065 東京都千代田区西神田2-5-2 TASビル4階
recruit2025@refugee.or.jp