支援事業部マネージャー補佐

認定NPO法人 難民支援協会(JAR)では、この度、支援事業部のマネージャー補佐を募集します。

世界の難民の数は年々増加しており、日本にも多くの難民が保護を求めて逃れてきています。
支援事業部では、日本に逃れてきた難民一人ひとりへの法的支援、生活支援をおこなっています。例年、年間約60か国以上の国や地域から逃れてきた、約600人以上の難民に対して直接支援をおこなっています。

日本で難民として保護を受けるためには、多くの困難を乗り越えなければならないのが現状です。
難民が抱える困難は、難民認定の狭き門、煩雑な難民認定申請、日々の生活の困窮など多岐に渡ります。難民認定が非常に厳しい上に、自力で逃れてきた難民への公的支援は非常に限定的で、ホームレス状態となったり、食べるものにも事欠くような状況に追い込まれます。難民への支援において法的支援、生活支援は表裏一体であり、両方を行うことをJARは大切にしています。さらに、柔軟に解決策を探し、様々な関係者と連携しながら、難民一人ひとりにとって最善の支援を見つけ出すことが大切であると考えています。

支援事業部マネージャー補佐は、支援事業部に所属する約10名のスタッフや他部署等と協力しながら事業を進めつつ、特に支援事業部の事業、チームのマネジメントに関して、支援事業部のマネージャーを補佐することが求められます。

業務内容

支援事業部全体の事業統括、予算管理や他部署、他団体との連携、個々のスタッフの人事、チームマネジメント等に責任を有するマネージャーを補佐していただきます。

◎具体的な業務としては…

  • 事業マネジメント
    • 事務所での難民からの相談の差配、スタッフへの業務割り当て
    • 助成金管理
    • 業務改善策定と実施
    • 他部署との連携調整
    • 他団体との連携維持、構築
  • チームマネジメント
    • スタッフへの指導
    • インターン採用、マネジメント
  • 危機管理対応

応募資格(必須)

  • JARの行動規範(Code of Conduct)を遵守し、JARの理念と活動に賛同すること
  • 日本語・英語で支障なく業務が遂行できること(ビジネスレベル)
  • 業務の遂行に必要なPCスキル(ワード、エクセル、パワーポイント)を有すること
  • 類似領域の業務経験を有すること
  • マネジメント経験(個人/チーム)を有すること(目安:3年以上)

求める人物像

  • 難民保護に理解と情熱を持ち、その上で、自らの能力を発揮して業務を遂行できる方
  • 難民や難民が置かれている状況を理解し、一人ひとりに対し尊厳を持って行動ができる方
  • 課題発生時に、正確な情報収集力と多面的な視点をもち、総合的な視点から判断・解決する力を有する方
  • 少人数の中で迅速な判断が求められるため、柔軟性と機動性を有する方
  • 目標達成のために自ら積極的に行動を起こし、十分な行動、働きかけを継続的に行っていく姿勢を有する方
  • 各部署のスタッフや外部の関係者と良好な関係を構築できるコミュニケーションスキルを有する方

条件

  • 勤務期間:〜2024年6月末まで(原則契約更新※)
    ※ 当会では職員の雇用契約は、原則として年度毎に結んでいるため、2024年6月末としていますが、複数年継続して活躍をしていただけることを期待しています。
  • 試用期間:3~6か月
  • 勤務日・時間:週5日(月〜金) 10:00〜18:00
    関係者との会合・イベント等のため、残業や休日出勤が発生することもあります。
  • 待遇:難民支援協会職務規定による。社会保険完備

勤務地

  • 当会事務所勤務を基本とし、リモートワーク日もあり

募集人数

1名

応募方法

こちらのオンラインフォームからご応募ください。

履歴書と志望動機(形式・分量は問いません)の提出をお願いします。
(上記フォームに記入、もしくは添付してのご提出となります。)
職歴・学歴については、上記フォーム内の記入欄を利用しても、履歴書や職務経歴書をフォームに添付してでも構いません。
※ 面接は書類審査の結果、随時行ないます。面接は複数回実施します。
※ 応募書類はご返却できません。あらかじめご了承下さい。

締切日

適任者が見つかり次第締め切ります。

刑罰・懲戒や特定の行為に関する経歴申告書の提出について

難民支援協会は、当会の支援対象者との信頼関係を構築、維持し、支援対象者を守るため、いかなる形での搾取も禁ずる規範(認定NPO法人難民支援協会 行動指針)を定め、これに従い、各事業を実施しています。
中でも、難民一人ひとりへの支援事業は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の事業実施パートナーとしておこなっています。UNHCRでは、特に性的搾取、虐待からの保護を原則として設け、事業実施パートナーも同様に課されています。
この一環として、採用選考過程で刑罰・懲戒や特定の行為に関する経歴申告書をご提出いただき、選考検討にて参照いたします。
提出いただいた本書は、不採用の場合には当会にて責任をもって破棄いたします。

その他

応募前の事務所訪問は受け付けておりませんので、ご了承ください。
お問い合わせはメールでお願いいたします。業務時間中は来訪されるクライアントへの対応等で立て込んでおり、電話での問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ・応募先

認定NPO法人 難民支援協会 採用担当
recruit2023@refugee.or.jp