解説記事・声明等

2008年8月末時点の難民認定数44人

    2008年10月

    先日、法務省入国管理局より国籍別難民認定数が発表され、2008年1月1日?8月31日の難民認定数が44人にのぼることが明らかになりました。詳細については以下の通りです。
    ・認定:ミャンマー(ビルマ)42人、その他2人
    ・不認定だったが、人道配慮により在留特別許可を得た者:
     ミャンマー(ビルマ)252人、スリランカ5人、トルコ3人、その他9人
    2007年1年間の認定数は41人でした。今年8月末の時点で44人という数字は例年に比べ多いという状況を表しています。難民申請の結果として在留特別許可を受けた人も昨年を大きく上回っています。他方、「在留資格を得るために日本に来たわけではない。きちんと難民として認めてほしい」という声や、認定された人と同じ公的サービスを受けたいという声も寄せられます。
    難民支援協会では、必要とされているものが何かに常に耳を傾け、今後も難民一人ひとりが、日本で自立した生活を支援できるよう取り組んでいきたいと考えています。