活動レポート

学生と取り組む難民支援「難民の故郷の味」を学食に-Meal for Refugees 2年目に突入-

    報道関係者各位

    2014年6月20日
    認定NPO法人 難民支援協会

    学生と取り組む難民支援「難民の故郷の味」を学食に
    -Meal for Refugees 2年目に突入-

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    難民支援協会(JAR)が昨年出版したレシピ本「海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders」から生まれた社会貢献プロジェクト”Meal for Refugees(M4R)”が2年目に突入しています。M4Rは、日本に逃れてきた難民の家庭料理を学食メニューとして導入し、食べることを通じて難民を知り、1食20円を寄付として難民を支える取り組みです。今年は6月20日の世界難民の日に向けて、5大学の学生が参加し、日本社会の身近な社会課題として日本の難民に関する認知が少しずつ広がっています。

    m4r_shikumi.png大学での導入は、学生が主体となりキャンパスにある食堂や学校の関係部署と連携し、企画実現に向け取り組んでいます。多くの学生にとってM4Rプロジェクトへの参加が、身近な日本の難民への関心を深めるきっかけとなっています。昨年の難民申請者数が3,260名と過去最多となる中、日本における難民は十分に認知されていませんが、M4Rを通じて学生への認知が広がっています。

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    昨年6月の開始からこれまで、10大学がM4Rに参加しました。JARは、全国の学生が自由に難民支援に関われる場としてM4Rを育てていきつつ、全国の大学での更なる導入に向け、学生とともに取り組んでいきます。また、社食やレストランへの働きかけも行っていきます。

    ▼参加大学(2014年)
    関西学院大学 6/16-20・西宮上ヶ原キャンパス
    国際基督教大学 6/2-20(月・水・金)
    明治大学   5/19-30、6/16-27・和泉キャンパス|6/16-20・中野キャンパス
    立命館大学 6/9-20・衣笠キャンパス
    北海道教育大学函館校 6/28-29・大学祭に出店
    (2013年度)国際基督教大学/立命館大学/東京外国語大学/明治学院大学/筑波大学/中央大学/早稲田大学
    ▼人気レシピ一例(レシピ本掲載ページ)
    きな粉入りビルマ風サラダうどん(ビルマ・p77) まろやかチキンカレー(パキスタン・p47)
    トマトソースの肉じゃが(アゼリ・p63) 鶏肉と野菜のスパイシー炒め(スリランカ・p49)

    ■本件に関するお問い合わせ

    認定NPO法人難民支援協会 広報部 田中
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-10 第三鹿倉ビル6階

    Tel:03-5379-6001|Fax:03-5379-6002|info@refugee.or.jp