
袋の中身は、避難所にいる女性が日常で必要な物資。通称「なっても袋」の「なっても」は花巻弁で、「なんでも」という意味。今回の事業で協働している花巻出身の助産師が考えてくれました。

「なっても袋」には、パンティーライナー、ナプキン、携帯用ビデなどに加え、緊急事態に対応できるような情報提供と何でも相談できる24時間対応のホットラインを提示したカード、防犯用ホイッスルなども入れています。また、鏡やハンドクリームなど、美容に関する物資も提供しています。
受け取られた方からは、
「余震や暗い場所など怖いと思うときもある。ホイッスルや電話相談など、うれしい」「鏡やリップクリームなど、これからほしかったものが入っているのが、ありがたい」という言葉をいただいています。また、「水道が通らず、お風呂に入れなかったとき、本当に大変だったのよ。」などご苦労された経験をたくさん話してくれました。
キットの配布と同時に、助産師や看護師によるお悩み相談会も実施しています。
