4月17日、ビルマ難民の各民族のリーダーを対象とした、原発及び防災に関するリーダーシップ・ワークショップを東京新宿区にて開催しました。
今回のワークショップは、震災以降、ビルマ難民コミュニティ内で高まる原発の放射能漏れへの不安に対応し、当初予定していたテーマ「防災」に加え、原発に関する情報提供を合わせて行いました。
ワークショップには、NPO原子力資料情報室国際担当のフィリップ・ワイト氏と外務省国際原子力協力室主席交渉官の羽鳥隆氏を講師としてお招きし、福島第一原発事故の現状と放射能の影響についてそれぞれご講演いただきました。
ワイト氏からは、国内の原子力発電所の設置状況、福島原発周辺地域の放射線量、被爆がもたらす人体への影響など幅広いテーマについてお話があり、原発に依存しない社会の重要性についての指摘がありました。他方、羽鳥氏からは、日常生活で受ける放射線の値と都内の放射線モニタリングデータ、農産物等の出荷制限の状況、外国人への情報提供などについての説明があり、的確な情報に基づいて冷静に行動することが重要であるというお話しがありました。
ワークショップには約40名が参加し、質疑応答では、「放射性物質の半減期はどの程度か」、「東京が避難指示区域になったらどうなるのか」、「放射線モニタリングは前日までの測定結果しか出ないが、今日や明日は大丈夫なのか」など多くの質問が出され、原発に対しての参加者の関心の高さがうかがえました。
防災のセッションでは、自然災害の備えや災害発生時の注意事項について、JARスタッフが映像を交えながら説明しました。また、参加者は、地図を用いて避難所や危険な場所を確認するT-DIG(Town Disaster Imagination Game:災害図上訓練)を体験し、災害発生時の避難方法について学びました。
なお、本ワークショップは、パナソニック株式会社社員(有志)の皆様からのご寄付をいただき、開催いたしました。
今回のワークショップは、震災以降、ビルマ難民コミュニティ内で高まる原発の放射能漏れへの不安に対応し、当初予定していたテーマ「防災」に加え、原発に関する情報提供を合わせて行いました。
ワークショップには、NPO原子力資料情報室国際担当のフィリップ・ワイト氏と外務省国際原子力協力室主席交渉官の羽鳥隆氏を講師としてお招きし、福島第一原発事故の現状と放射能の影響についてそれぞれご講演いただきました。
ワイト氏からは、国内の原子力発電所の設置状況、福島原発周辺地域の放射線量、被爆がもたらす人体への影響など幅広いテーマについてお話があり、原発に依存しない社会の重要性についての指摘がありました。他方、羽鳥氏からは、日常生活で受ける放射線の値と都内の放射線モニタリングデータ、農産物等の出荷制限の状況、外国人への情報提供などについての説明があり、的確な情報に基づいて冷静に行動することが重要であるというお話しがありました。
ワークショップには約40名が参加し、質疑応答では、「放射性物質の半減期はどの程度か」、「東京が避難指示区域になったらどうなるのか」、「放射線モニタリングは前日までの測定結果しか出ないが、今日や明日は大丈夫なのか」など多くの質問が出され、原発に対しての参加者の関心の高さがうかがえました。
防災のセッションでは、自然災害の備えや災害発生時の注意事項について、JARスタッフが映像を交えながら説明しました。また、参加者は、地図を用いて避難所や危険な場所を確認するT-DIG(Town Disaster Imagination Game:災害図上訓練)を体験し、災害発生時の避難方法について学びました。
なお、本ワークショップは、パナソニック株式会社社員(有志)の皆様からのご寄付をいただき、開催いたしました。