4月16日から、岩手県陸前高田市で、弁護士との連携による法律相談を開始しています。
スポーツドームの一角にあるテントで行った法律相談
既に、地元市役所(役所の建物は津波で流され、現在はプレハブで業務を行っています)が中心となり、規模が大きめの避難所では、県の弁護士会による相談も始まっています。JARでは、支援が届きづらい避難所を個別に訪問し、法律相談活動を展開しています。
16日に訪問したのは、200名ほどの避難者がいる特別養護老人ホーム。ホーム内の一角にブースを設け、11時から17時まで、弁護士2名の協力で、12件の相談を受けました。
一方で、相談をしたくても、法律相談は敷居が高く、具体的に何を相談したらいいのかわからないという方もいるようです。相談ブースの前でスタッフが声をかけたところ、「夫と両親が亡くなり、相続のことが気になる。でも、相談ってことのほどではないですからね・・・。」と、遠慮がちにおっしゃる方もいました。
相談終了後、ホームの方と相談をし、普段は弁護士への相談をする機会がない人たちに、気軽に参加してもらえるように、次回は、個別相談とともに、セミナー形式の説明会を開催することを決めました。
17日は、岩手県陸前高田市のスポーツドームで、弁護士1名の協力で、10件の法律相談を行いました。100名ほどが避難しているスポーツドームは、世帯ごとにテント(シェルターボックス)が設けられ、ある程度のプライバシーが確保されている環境でした。法律相談は、医療用目的に作られたテントで行いました。(写真)
相談は、多岐に渡りました。個人としての相続や遺産こと、事業主として直面している具体的な内容や、テレビなどで聞いた災害保障に関する制度の説明や確認を求める方も多くいました。さらには、法律相談からはじまり、避難生活からくるストレスで眠れないなどさまざまな悩みを話してくださる方もいました。
JARでは、引き続き、法律相談を行っていきます。
スポーツドームの一角にあるテントで行った法律相談
既に、地元市役所(役所の建物は津波で流され、現在はプレハブで業務を行っています)が中心となり、規模が大きめの避難所では、県の弁護士会による相談も始まっています。JARでは、支援が届きづらい避難所を個別に訪問し、法律相談活動を展開しています。
16日に訪問したのは、200名ほどの避難者がいる特別養護老人ホーム。ホーム内の一角にブースを設け、11時から17時まで、弁護士2名の協力で、12件の相談を受けました。
一方で、相談をしたくても、法律相談は敷居が高く、具体的に何を相談したらいいのかわからないという方もいるようです。相談ブースの前でスタッフが声をかけたところ、「夫と両親が亡くなり、相続のことが気になる。でも、相談ってことのほどではないですからね・・・。」と、遠慮がちにおっしゃる方もいました。
相談終了後、ホームの方と相談をし、普段は弁護士への相談をする機会がない人たちに、気軽に参加してもらえるように、次回は、個別相談とともに、セミナー形式の説明会を開催することを決めました。
17日は、岩手県陸前高田市のスポーツドームで、弁護士1名の協力で、10件の法律相談を行いました。100名ほどが避難しているスポーツドームは、世帯ごとにテント(シェルターボックス)が設けられ、ある程度のプライバシーが確保されている環境でした。法律相談は、医療用目的に作られたテントで行いました。(写真)
相談は、多岐に渡りました。個人としての相続や遺産こと、事業主として直面している具体的な内容や、テレビなどで聞いた災害保障に関する制度の説明や確認を求める方も多くいました。さらには、法律相談からはじまり、避難生活からくるストレスで眠れないなどさまざまな悩みを話してくださる方もいました。
JARでは、引き続き、法律相談を行っていきます。