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活動レポート : 地域社会

千葉県四街道市:在住外国人のための災害対応ワークショップ

2012年春より、関東近郊の各地域に在住する外国人を対象とした「災害対策事業」を開始しました。この事業を通して、各地域に在住する難民や外国人が、災害についての基礎知識や自助・共助のための具体的な手法を身に着け、災害時に地域に貢献できるよう支援しています。

四街道市 災害ワークショップ

2月9日(土)には、千葉県四街道市四街道文化センターにて、市内在住外国人に向けた災害ワークショップが行われました。

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JARと四街道市国際交流協会との共催で開催されたこのセミナーには、ウガンダ、中国、アメリカ、エストニア、そして日本国籍の約30名の方々が参加されました。

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前半は、講師(ADRA Japan 東日本大震災事業担当・防災士 渡辺氏)が、大震災の映像などを交えて、多言語で書かれた災害ハンドブックを使用しながら、災害時の行動について、わかりやすく講義をしてくださいました。その後、グループに分かれて市内の避難所マップで自分が逃げる避難所の場所やルートを確認したり、避難袋に入れるものなどについて学びました。


親子で参加された中国籍の方は、「災害時に家族で落ち合う場所がわかって安心した」と言い、帰ってからもう一度家族で話し合いたいと話していました。また、質疑応答の時間には、外国籍の方や子どもならではの多様な質問がされ、それぞれが感じている不安や疑問を共に考えました。

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また、日本語講師の方が、災害時に役立つ語彙やフレーズなども指導しました。今後も、継続的な日本語習得へとつなげていくため、市内の日本語教室もご案内しました。

あっという間に2時間が経ち、外国人参加者からは「わかりやすくて、楽しかった」という感想や、「地震に対する不安が少し和らいだ」という声が聞かれました。早速、家族や友人のために、災害ハンドブックや避難マップ、そして市内の日本語教室の案内などを持ち帰る方もいました。

市内で外国人支援に携わる日本人参加者は、「日本人でも学ぶことがたくさんあった。自分が得た知識を(日本語教室などを通して)ぜひ外国籍の方に伝えたい」と話していました。
JARは、今後も国際交流協会や自治体との連携を図り、定期的に災害ワークショップを続けていきたいと考えています。

(2013年2月9日掲載)

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