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活動レポート : 医食住

緊急支援の現場から

6月から呼びかけている緊急支援のお願いに、7月26日現在、130名近くの方々からご寄付をいただいております。

皆さまからいただいたご寄付は、難民支援協会(JAR)に助けをもとめてきた難民・難民申請者の支援のために使用されています。
弊会に寄せられたご寄付は、JAR生活支援部スタッフの手によって、具体的な支援へと形を変えて届けられています。今回は、JAR支援事業部の櫻井のインタビューを基に、難民支援の現場をお届けします。

JAR支援事業部生活支援チームリーダー 櫻井の話
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JAR事務所が開く10時前から、事務所の電話の呼び鈴は鳴り響きます。
もうすでにJARにつながっている難民の方々、そして新しく支援を求めてくる難民の方々が、朝早くから毎日事務所へとやってきます。

櫻井の一日は、多くの場合、事務所内での難民の方々との面談で始まります。難民の方々の多様なニーズを把握するため、時には英語・フランス語を駆使して、面談は一時間半以上にも及ぶことも多々あります。

「緊急支援を求めてやってくる難民の方々は数日何も食べてなかったり、疲れ切っていることも多いので、事務所にいらしたらまずは休んでもらったり、食事をとってもらうなど『おもてなしの心』で対応するよう心掛けている」と櫻井は語ります。そのような、小さな気配りが難民とJARスタッフとの信頼関係につながっていきます。事務所の面談以外にも、病院同行やシェルター入居の立会いなども行います。

難民申請者の数は、2011年には過去最多の1,867名を記録しました。JARにも、日々、多くの難民が相談に訪れています。多くの難民の方々は、物資・金銭の必要だけでなく、日本で日々生活を送るための具体的な相談や、心の悩みを話せるカウンセリングなど、様ざまな必要を抱えています。

櫻井は、「私たちの事務所に相談に来る難民の大半は、難民申請者で、難民認定の結果を得ることや希望する就職先を見つけるなどすぐには解決できない課題を抱えている。それでも、たとえば保険の手続きを自分で出来た、日本語が少し上達したなど、難民本人が自身の力で課題を乗り越えられたとき、ほっとする」と、語ります。

「ありがとうといわれることを求めているのではなく、私たちは本人が課題を乗り越えるためのお手伝いをしている」と、生活支援としての仕事を表現していました。

皆さまのご寄付は、櫻井のようなJARスタッフを通して、一人ひとりの難民のニーズに合った支援を届けるために大切に使わせていただいております。

あなたの『今日』のご寄付が、難民の『明日』を変えていきます。
今日、みなさんにできるワンアクションを始めてみませんか?

引き続き、JARではご寄付・物品寄付(お米、インスタント食品など)を受け付けております。
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

  • ご寄付は、こちらから。
  • 物品寄付については、こちらから事務局までお問い合わせください。

(写真)電話相談を受ける櫻井スタッフ。

[中間報告]
*引き続き増える緊急支援へのニーズ (7月3日掲載)
*緊急支援を求める家族(7月18日)

(2012年7月26日掲載)

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