本文へジャンプ

トップページ > 難民支援協会の活動 > 活動レポート > 講演・イベント  > Lights for Refugees2015-難民のためのチャリティディナーを開催しました

活動レポート : 講演・イベント

Lights for Refugees2015-難民のためのチャリティディナーを開催しました

本イベントの開催概要はこちら

紛争や人権侵害から自分の命を守るためにやむを得ず母国を離れ、難民となる人は世界的に急増しています。日本に逃れて難民申請をした方は昨年、過去最多の5,000人にのぼりました。日本で暮らす難民について知っていただき、活動のための資金を募ることを目的に、代官山メゾン ポール・ボキューズにてチャリティディナーを開催しました。当日の様子をご紹介します。

ishikawa_dinner.jpgディナーには難民支援の現場で日々関わってくださっている弁護士など専門家の方々、ご支援くださっている企業の方々、ボランティアの方々など、54名が参加しました。今回のテーマはシリア。紛争は5年目になりますが、未だ解決の見通しは立たず、多くの人が家を追われています。はじめに、難民支援協会(JAR)代表理事の石川えりより、シリアをはじめとする世界の難民の状況と日本の難民受け入れの現状についてお話させていただきました。

生演奏で楽しむシリアの音色

メゾン ポール・ボキューズのフランス料理と一緒にお楽しみいただいたのは、国内外で活躍する碓井俊樹さんによるピアノ演奏。碓井さんは今回のテーマであるシリアの各都市でも演奏活動を行い、今まで音楽を通じて友好を深めた国は20ヶ国以上にのぼります。パレスチナ難民キャンプで演奏会を催した経験もある方です。シリアの作曲家による作品をはじめとする素晴らしい演奏と、彼の気さくな人柄やお話に、参加者の皆様一様に満足されたご様子でした。

当事者の声を交えて知る、難民受け入れの現状

judi_dinner.jpg

碓井さんの素晴らしい演奏の後には、実際にシリアから日本に逃れてきたジュディ・ヨセフさんにお話をいただきました。母国でデモなどに参加し、反政府活動を行ったため政府から追われるようになった彼は、身の危険を感じて2012年に来日しました。情勢はその後さらに悪化し、母国に残っていた妻と子どもたちはイラクへ避難。国境沿いの難民キャンプに身を寄せていました。キャンプに残した家族を思うと不安で生きた心地がしないと、一日も早い家族呼び寄せを望んでいましたが、自身も未だ難民認定を受けていない彼にとって、制度の壁は高く険しいものでした。JARはジュディさんとともに日本政府や関係者との調整を重ね、今年1月にようやく家族の呼び寄せが実現。シリアを離れたときお腹にいた息子さんとは、成田空港が初の対面となりました。彼自身の言葉で語られたエピソードに、会場の皆さんは胸打たれた様子でした。

ジュディさんによるお話に続いて、支援事業部の土岐茂里、定住支援部の鶴木由美子より、日本の難民受け入れの現状と、当会の取り組みについて紹介する時間をいただきました。日本に逃れてきた難民が置かれた状況に、皆様熱心に耳を傾けてくださいました。現場の様子をじっくり伝える時間を持つことができました。

豪華賞品が当たる抽選会

宴の最後には、抽選会への参加が寄付となるチャリティラッフルを開催しました。景品は、企業からの協賛により、高級ホテルの宿泊券やファミリーフォトセッション、季節のジャムセットなど、計9点が用意されました。当選者の喜びの声や拍手で会場が湧き、ディナーは盛会のうちに幕を閉じることができました。ラッフルによる収益は7万円にのぼりました。


ゲストからは「温かみを感じられる会だった」「会費以上に価値がある会だった」「ジュディさんのお話や現場スタッフのスピーチから日本の難民の状況を知ることができ、来てよかった」など、嬉しい声が寄せられました。
日本の難民について、より多くの方に知っていただき、支えていただくため、Lights for Refugeesは定期的な開催を予定しております。次回も多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

物品協賛(50音順)


株式会社アルーシャ

stcousair_rogo.jpg
株式会社サンクゼール

sowexperience.jpeg
ソウ・エクスペリエンス株式会社

LIFE14.png
>Photo LIFE.14


>ユナイテッドピープル株式会社

撮影協力

Photo LIFE.14

(2015年7月3日掲載)

このエントリーをはてなブックマークに追加
 印刷