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活動レポート : 復興支援関連

[緊急支援速報]茨城県在住の難民を訪問しました

3月24日、難民支援協会スタッフ1名とボランティア2名が、茨城県在住の難民宅を訪問し、情報提供(シンハラ語、フランス語、ビルマ語、英語の情報チラシを配布)、カウンセリング、物資支援を行いました。

訪問したのは、スリランカ難民の一家と、JARの支援者が提供している一軒家で暮らす難民5名。

スリランカの一家は、3人の子どもがいる5人家族。地震後3日間は、不安で知り合いの車の中で過ごしました。情報源は、テレビか口コミ。しかし、テレビのニュースは30%ほどしか理解できず、「周りの人に聞いても、『大丈夫大丈夫』と言われたり、『野菜が問題、水が問題』と言われたりして、何が本当のことなのかが分からない」と不安を口にします。今は、まず、「きちんとした情報を教えてほしい。それから、喘息持ちの3人の子どものことが一番心配」とのことでした。


一軒家で暮らす難民の出身国は、ナイジェリア、バングラデシュ、ガーナ、スリランカなどそれぞれ。2階にある大部屋で、大人の男性5人が布団を並べて、寝泊りしています。

地震がない国からきたナイジェリアの難民は、「テレビも落ちるし、本当に信じられなかった。ジーザス、ジーザスと叫び続けた。その後の死者の数を知り愕然とした」と地震の時のことを話してくれました。敬虔なキリスト教徒である彼は、「毎日、日本の人々のために祈っている」と、被災地のことを心配していました。

今回訪問した地域には、難民のコミュニティが存在しないため、頼みの綱は個人的な人との繋がりのみ。JARスタッフの顔を見て、「自分たちのことを覚えていてくれた」ということを知って、少し安堵の表情になりました。

(2011年3月24日掲載)

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