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活動レポート : 地域社会

舘林市:在住外国人のための災害対応ワークショップ

JARでは2012年春より、関東近郊の各地域に在住する外国人を対象とした「災害対策ワークショップ」を開始しました。この事業を通して、各地域に在住する難民や外国人が、災害についての基礎知識や自助・共助のための具体的な手法を身に着け、災害時に地域に貢献できるよう支援しています。

舘林市:災害対応ワークショップ

3月17日(日)には、舘林市に在住する外国人を対象とした災害ワークショップを、舘林市三の丸芸術ホールにて開催しました。

このワークショップには、市内に住む外国人住民や日本人関係者等が参加し、共に舘林市内で災害が起きた際の対処法等について学びました。講師・渡辺氏(ADRA Japan・国内事業部)からは、震災の映像を交えて、災害に対応する際の実践的な行動や備えについて学びました。災害に関する知識を学ぶことが初めての参加者も多く、真剣なまなざしで講義に聞き入っていました。

質問をする参加者

質問の時間には、参加者が「日本では異常気象や動物の行動など、自然の動きから災害を予知することはないのか?」と問いかけ、故郷では自然と近い環境で生活していた外国籍住民の文化的背景をうかがい知ることができました。

ハザードマップの使い方を学ぶ参加者

舘林市の避難所マップや洪水ハザードマップを使ったグループワークでは、自分たちの居住する区域の浸水レベルを学び、洪水の被害について学びました。参加者は、共に避難所マップを見ながら、自分の家や職場から一番近い避難所を見つけては、印をつけていました。

日本語レクチャー

日本語を学ぶ子供たち


      日本語講師・内田氏による災害用日本語講座では、「危険」、「禁止」、「避難」の言葉を使って、自分たちで日本語のフレーズを作るなどの練習をしました。地元の公立小学校に通う外国籍の子供たちは、積極的に発言し、意欲的に災害に関する日本語を学んでいました。


安全安心課.JPG

ワークショップの最後には、舘林市市役所の職員の方々にご挨拶いただき、「このようなワークショップをきっかけに、市内で開催されている日本語教室にも続けて足を運んでほしい」と呼びかけました。JARは今後も、舘林市内にて、災害対策などをテーマにした日本語ワークショップを行い、外国籍住民の定住に向けた支援をしていきたいと思っています。


写真(上から)
・ワークショップに耳を傾ける参加者
・質問をする参加者
・自分の避難所に印をつけている様子
・避難所マップの使い方を学ぶ子どもたち
・災害の時の日本を指導する内田氏
・市内での洪水の被害について語る安全安心課課長・大野氏


(2013年3月17日掲載)

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