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活動レポート

難民の方からお礼のお手紙をいただきました

皆さまのご支援によって、難民支援協会(JAR)が支援させていただいたアフリカのある国出身のダニエルさん(仮名)から、お礼のお手紙をいただきました。ダニエルさんへの支援の背景も含めて、ご紹介します。

何も分からない、聞ける人もいない

ダニエルさんは母国での政治活動が原因で身に危険が迫り、今年の夏の終わりに来日しました。国を選ぶ余裕はなく、渡航許可が最初におりた国が日本でした。日本に到着した後、知り合いも頼れる先もない中では、何を持ってどこへ行けば難民申請ができるのか、誰に聞けば良いのかも分からなかったそうですが、ご自身でなんとか情報を探し、JARにいらっしゃいました。そのときの所持金はすでに1万円足らずで、宿泊場所もありませんでした。残念ながらJARのシェルターは満室で、しばらくは宿の提供が難しいことをお伝えすると、不安から涙を流していました。しかし、ダニエルさんはスタッフの協力を得ながら安宿を探したり、自らネットワーク広げようとするなど、厳しい現状と向き合うことに前向きでした。

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JARからは難民申請手続きと公的支援の申請手続きをサポートし、2週間後にはシェルターにご案内することができました。所持金が底をつき、安宿にも滞在できなくなった数日間は公園で寝泊まりしていたそうで、シェルターが空いたことを伝えた際には、何度もお礼の言葉をいただきました。ダニエルさんは来日直後の、食べるものがない、泊まる場所がないといった緊急支援が必要な状況は乗り越えましたが、日本では難民申請の結果が出るまで平均2〜3年かかります。これから長く先の見えない生活が続いていきますが、ダニエルさんは厳しい中でも、日本で生き抜くための覚悟をお持ちです。このお手紙をくださった際には、来日してまだ1ヶ月足らずにも関わらず、すでに無料の日本語教室に通い始めたことを報告してくださいました。

お手紙の中では、JARへの感謝を書いてくださっていますが、私たちは皆さまのご理解と多くのご支援をいただいているからこそ、このような活動を続けることができています。心よりお礼申し上げます。今後もダニエルさんや同じ状況に置かれている多くの難民の方々をサポートできるよう、引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

お手紙(日本語訳)

JARは私が日本で経験した飢え、苦しみそして痛みから救ってくれました。
JARが私を守ってくれたおかげです。

食糧の支援を受けられる他のNGOの情報や、服、シェルターを提供してくれました。私にとって日本ではJARがすべてのよりどころでした。私には自身の状況を話せる相手がおらず、すべてを話すことができるのがJARです。
・難民申請手続きについて分からないときはJARに相談します
・食べるものがなく、お腹が空いたときもJARと話します
・日本で保護されるために必要なことをJARに聞きます
・公的支援の申請方法を教えてもらい、自分が支援対象者であることが分かりました

宿泊場所がなく都内の駅のベンチで過ごし、体の痛みに悩まされていたときに、助けてくれたJARのスタッフに感謝したいです。JARは私にとって日本での母親のような存在です。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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(2013年11月11日掲載)

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