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活動レポート

引き続き増える緊急支援へのニーズ

難民支援協会(JAR)では、6月から緊急支援のお願いを呼びかけています。
6月21日現在、69名の方々からご寄付をいただいております。
緊急支援へのご寄付は、脆弱性の高い難民の方々の緊急支援のために使用されています。難民申請者の方々が、公的な生活支援である日本政府からの保護費を受けるまでに、数か月もの時間がかかることが多々あります。その間、住む場所もない、お金もない、食べるものもない、といった最も無防備な状態に置かれた難民の方々が、一日に2人から3人ほど、JAR事務所を訪れています。
公的な支援が受けられない難民にとって、一泊の宿代が1,500円、保険に入れない難民の通院1回分の医療費は10,000円ほどかかります。
物価が高い日本で難民の方々が、社会のセイフティネットからこぼれ落ちないよう支援していくために、皆さまの支援金を活用させていただいております。

アフリカ出身の女性エリーさん(仮名・30代)さんのお話
IMG_0849_小.jpg
つい先日も、エリーさんがアフリカの母国から逃れて、JAR事務所にやってきました。人伝で聞いたというJARの住所を頼りに、スーツケースをひいてやってきたエリーさん。家もない、お金もない、頼る家族もいないと、生活支援スタッフに訴えます。
この日、JARは緊急支援ファンドから、エリーさんに簡易ホテルの宿泊代を提供し、支援者の方からいただいた服と食料をお渡ししました。
エリーさんはその後、慣れない日本での生活や食べ物で体調を壊してしまい、病院で診療を受けることになりました。保険に入っていないため、医療費は8,000円ほどかかりましたが、なんとか体調を取戻しつつあります。現在は、法的支援スタッフとともに、難民申請の手続きを進めています。
今後、エリーさんが、平均2年間かかる難民申請の手続きを乗り越えるには、多くの労力を必要としますが、まずは、緊急状態から抜け出すことができました。
皆さまのご寄付は、エリーさんのような状況下にある難民を救うため、大切に使わせていただいております。
あなたの『今日』の50円、100円の寄付が、難民の『明日』を変えていきます。

引き続き、JARではご寄付・物品寄付(お米、インスタント食品など)を受け付けております。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
ご寄付は、こちらから。
物品寄付はこちらから。


(写真)相談を受ける難民
*本文のケースとは別の方です。

(2012年7月3日掲載)

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