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活動レポート

[緊急支援速報]「支援するとか、されるとかではなく・・・」

4月6日、埼玉県在住の難民家庭を訪問しました。

エチオピア、カメルーン、コンゴ民主共和国、ネパール出身の難民6家庭を訪問し、情報提供、物資・食料提供と、個別のカウンセリングを行いました。

今回は特定のコミュニティではなく、個別の家庭訪問。

30代の単身女性、単身男性。
妊娠中のシングルマザー。
友人と3人暮らしの男性たちなど。

  


持っている情報や、その情報源、周りの人との繋がりなどは、それぞれでしたが、共通するのは、みな、難民認定申請中か、異議申立中の難民であること。来日後の不安定な生活に加え、今回の震災が重なり、体調がすぐれない人も多くいました。

JARの訪問に対して、「近くに知り合いがあまりいないので訪ねてきてうれしい」など、みな歓迎してくれました。

ネパール出身の男性は、私たちに出すお茶を、わざわざ買いに出かけようとしたので、「大丈夫ですよ」と断ったら、「JARが、事務所でもてなしてくれたように、自分もみなさんをゲストとして迎えたい。それは、人と人の関係としてのこと。支援者するとか、されるとかではなくて・・・」とぽつりとおっしゃいました。

「支援される側」に立つことが多い、日本にいる難民。

しかし、「難民」という名前を持つ人はいません。一人の人として社会に生きる、というシンプルなことが難しい彼らの現状。

「難民が、日本で、自立した生活を安心して送れるように支援する」というJARのミッションを改めて心に刻む訪問でした。

(2011年4月6日掲載)

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