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活動レポート

[緊急支援速報]「コミュニティ」に頼れない難民たちもいます

3月30日、来日して約20年になるミャンマー(ビルマ)出身の夫婦を訪問しました。2年前に難民申請をして、今は結果を待っています。

震災の影響は、じわじわと2人の生活を追い詰めているようです。震災後に、病気で倒れた夫の医療費は、保険に入れない2人にとって、大きな負担です。飲食店の皿洗いをする妻の仕事は、週3日から最近では、週に1日のみ。収入は三分の一になりました。頼れる知り合いも多くはなく、今後の見通しが立たない状況です。JARを訪れたのは最近ですが「今後、何かあればいつでも連絡してください」と伝えました。

難民の中には、頼れる友人やコミュニティとの繋がりが弱い人もいます。今回の震災で、そのような人たちの厳しい生活がさらに追い詰められています。

参加したボランティアの方は、彼らの現実を目の当たりにして「難民の中にも弱者がいる。こういう人も救っていかなくてはならないんですね」とおっしゃっていました。彼女は、難民アシスタント養成講座・上級編の受講生です。難民に関する知識もあり、個人的にも、ミャンマー出身のフットサルグループと関わるなど、難民の知り合いもいる彼女ですが、「セーフティネットがもともと弱いところに、さらにこの事態。普段接している難民コミュニティとは違いました。ここまで切迫した人もいるのかと考えさせられました」と感想を述べてくれました。

「いざとなったらJARがいる」と思ってもらえるように、今、現場スタッフは尽力しています。

(2011年3月30日掲載)

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