2010年9月26日―難民による難民の会議、「難民円卓会議」に事務局長石川えりがパネラーとして参加しました

多様な国からきた難民が自分たちの声を届けようという取り組みで、難民自身が主催した会議「難民円卓会議」が、9月26日東京大学で開催されました。このような会議は、JARの知る限り日本で初めてのことです。会議は、第1部「教育と雇用について」、第2部「社会受け入れと統合について」に分かれており、それぞれパネリスト5名、計10名が意見を述べました。

石川は第1部に参加し、ミャンマー(ビルマ)、アフリカ、中国、クルドの難民パネリストの発言に対してコメントをしました。1 部、2部を通じてパネラーから出た意見は主に以下のとおりです。

■日本語教育の重要性

■雇用について

■子どもの無国籍問題について

■多言語による情報提供の必要性

■日本社会との関わり

■難民認定について


上記の発言を受け、石川は、雇用については政府の雇用開発援助の補助金の中に難民も位置付けられるようにすることを提案し、また無国籍状態や難民認定手続き等法的な面からもさらに改善が必要であることを指摘しました。

最後に、来賓の中川正春衆議院議員が参加され、同議員が文部科学副大臣の際に取り組まれた子どもたちのための日本語教育や公立学校での受入体制の紹介をされたほか、今後、包括的に外国人への支援政策に取り組んでいく必要があることを話されました。

JARとしては、今後も、難民によるこの取り組みが継続することを期待したいと思います。