「Lights for Rights」キャンペーン開始! 〜国内初 日本の難民に関するCM 完成(*1)〜

2009年10月1日


難民支援協会(JAR)はこの度、新キャンペーン「Lights for Rights 〜あなたの照らす光で、救われるひとがいます〜」を開始いたします。

日本にいる難民については、急増(*2)しているにもかかわらず広く無関心が見られます。彼らの抱える生活上の様々な困難・暗闇に対し、「住む、食べる、働く」など、人としての最低限の暮らしを支援するため、そして1 人でも多くの方に難民の現状を知っていただくために、この活動を開始します。

難民が生きるためのささやかな権利(Rights)を確保できるよう、まずは知る、そして支援することから、難民の今と未来に光(Lights)を届けていただきたいというメッセージとなっています。

なお、本キャンペーンを開始するにあたり、わたしたちの想いに賛同してくださった数社の多大なご協力により、CM が作られました(こちらでご覧になれます)。

このCM は、難民が日本にも逃れてきているという事実、そして、難民たちの声、存在に気づいてほしいというメッセージがこめられた30 秒の作品です。実際の難民の声と、彼らの母語で書かれた文字も入っています。彼ら、難民たちは、迫害から母国を離れざるをえず、たどり着いた日本でも家や食べ物がないなど多くの困難に直面しています。そんな「暗闇」の状況を表現するため、本CM は映画館で上映することを選びました。

上映概要は以下のとおりです。

【日時】2009 年10 月3 日(土)〜16 日(金)  2 週間
【上映館】
ユナイテッド・シネマ浦和(埼玉県さいたま市)
川崎109 シネマズ (神奈川県川崎市)
名古屋109 シネマズ(愛知県名古屋市)
※「試写会・イベントなど一部CM 上映がされない場合がございますので予めご了承ください」

【協力】
・キャンペーン企画: 株式会社サーチアンドサーチファロン

・製作・演出: 株式会社葵プロモーション

・音響プロデュース:ARTCORE MUSIC. INC.

・本編集: 株式会社デジタルガーデン

・エンジニア:swing bamboo studio

・広告媒体: 株式会社サンライズ社

CM 製作にあたり、ご協力くださいましたのは上記各社です。難民の置かれた状況が少しでもよくなり、人として当たり前の生活が送れるよう支援したいという活動の趣旨に賛同していただき、社会貢献・チャリティとして無償で作成いただきました。このような活動は「プロボノ」活動(*3)と呼ばれていますが、日本では今回のような活動は珍しい取り組みのひとつとなっています。
(*写真:CMの録音風景)


光(Lights)を当てる方法は、イベントの参加を通してより知ることのほか、オリジナルポストカード、切手、T シャツの購入、または使用により周りの方にさらに伝えていただくこと、そして、難民の生活を支援するための寄付など様々です。上記のCM もこの活動の一環です。

詳細は、「Lights for Rights」のページをご覧ください。順次更新予定です。


▼本件に関するお問い合わせ:
難民支援協会 広報部 鹿島美穂子、菊地さやか、宮北玲奈
TEL:03-5379-6001 FAX:03-5379-6002
E-mail:info@refugee.or.jp
Website: https://www.refugee.or.jp/
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-10 第3 鹿倉ビル6F


*1 難民条約上の難民を扱うCM として。(インドシナ難民に関しては未確認のため)
*2 2008 年の難民申請者数は1599 人。2007 年の816 人に対して約2 倍、10 年前の10 倍に上っています。難民認定数は昨年57 人となっています。
*3 「公益のために」を意味するラテン語。専門性を生かした無償のサービス提供のこと。