毎日国際交流賞を受賞しました!

2009年8月14日


この度、難民支援協会が「第21回毎日国際交流賞」を受賞しました!

今回の受賞は、当協会を支えてくださった皆さまのお力によるものと、心より感謝しております。

この度推薦をしてくださいました、かながわ国際交流財団理事長・福原義春様より、受賞に寄せてメッセージをいただきました。

第21回 毎日国際交流賞の受賞に寄せて


第21回毎日国際交流賞のご受賞まことにおめでとうございます。皆様のこれまでの意欲的な活動・ご尽力に深く敬意を表させていただきます。

我が国の難民受け入れは、1975年のベトナム戦争終結とともに顕著となったインドシナ難民に対して、1978年に日本での定住が認められたことに始まりました。その後、難民の地位に関する条約(難民条約)の批准に伴い、1982年からスタートした我が国の難民認定制度による受け入れは、欧米と比べ必ずしも多いものではなく、日本社会における難民への理解も十分と言えるものではありませんでした。

貴協会は難民が抱える諸課題に早くから着目し、我が国での難民受け入れがより円滑かつ公正に行われ、外国人との共生と難民が適切に保護される社会の実現を目指して、難民認定申請手続きに関する法的支援、困窮した難民への経済的な生活支援、難民保護システムの改善のための政策提言活動等に総合的に取り組んでこられました。現在、貴協会に寄せられる難民の相談件数が、年間およそ7800件にも及んでいることは、まさしく貴協会が一貫して難民の立場にしっかりと立ちながら、地道な取り組みを着実に続けてきた証しと言えます。

このたび、毎日国際交流賞を受賞されたことは、これまで貴協会とともに難民を支える活動に様々なかたちで携わってきた多くの関係者の皆様にとっても大きな励みにつながるに違いありません。今回の受賞を契機に、今後とも貴協会が日本の難民支援の最前線をリードし、より一層ご活躍されることをご期待申し上げます。

最後に、難民支援協会のさらなるご発展と、会員の皆様のますますのご健勝を心より祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

2009年8月

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また、この場をお借りし、組織を代表して、代表理事中村義幸と事務局長石川えりより、皆さまへの御礼のメッセージをお伝えさせていただきます。

「私どもの協会は、おかげさまで本年7月17日に無事創立10周年の節目の年を迎える事ができましたが、あたかもこの時を待ち望んでいたかのように、毎日国際交流賞をいただく幸運に恵まれました。

草の根の国際交流や国際協力活動を促進し、市民の国際理解を深めることを目的とするこの毎日国際交流賞は、その創設以来、市民レベルの特色ある活動を展開している個人や団体を表彰してきました。21回目となる今回の当協会の受賞理由は、国内において難民認定を求める外国人に対する法的支援や生活支援から政策提言、政策スタッフの育成、ネットワーク構築に至るまでの総合的な支援体制を構築したことが評価されたようです。

しかしながら、この栄誉はひとり当協会だけのものではありません。これまで物心両面で影となり日向となってご支援して下さった多くの支援者の皆さま、さらには関係協力団体の皆さまのご支援の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

ところで、こうしている間にも日本の難民の置かれた困難な状況が抜本的に改善する兆しは依然として見えてきません。そこで当協会としては、今回の受賞は過去の実績の顕彰よりかむしろ今後のより有効な支援活動促進への期待にあると受け止め、これまでに構築した難民に対する総合的な支援体制をさらに拡充強化して、難民支援の最前線で努力してまいりますので、今後とも倍旧のご支援をお願い申し上げます。」

代表理事  中村義幸

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「このたびは、20年の歴史と伝統のある毎日国際交流賞を受賞することができ、大変光栄に思います。私たちの10年間の活動が認められたということよりも、これをきっかけにより日本の難民が置かれた困難な状況に光が当てていただけたことに大きな喜びを感じます。

この賞に恥じぬよう今度とも組織一丸となって難民の状況がよりよくなるように一層がんばっていきたいと思います。

また、私どもがこの賞をいただけたのは、当協会を支援してくださった支援者の皆さま、ならびに難民のためにご尽力くださっている関係団体の皆さまのお力があってこそです。深く御礼申し上げます。」

事務局長 石川えり

受賞は、2009年8月14日の毎日新聞にて発表されるとともに、8月24日の同紙朝刊では、受賞団体であるJARの活動について大きく紹介されました。

「すべての人を温かく」と題されたこの記事では、実際に支援を受けている難民2名の厳しい状況や、そのような難民に対しJARが行っている法的・生活支援活動をはじめ、設立経緯、石川えりがJARに関わるようになったきっかけなどが、写真とともに紹介されています。記事はこちらからご覧いただけます。

10月には、毎日国際交流賞の表彰式・講演会も行われ、代表理事である中村義幸が「日本での難民支援10年の歩み」と題した講演をする予定です。

○概要
-日時:10月10日(土)午後2時~4時半
-会場:毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪市北区梅田3-4-5)
-定員:先着400人 入場無料
-お申し込み方法:はがきに郵便番号、住所、氏名を明記し、〒530-8251 毎日新聞大阪本社事業部 「毎日国際交流賞事務局」へ。
-お問い合わせ:毎日国際交流賞事務局 06-6346-8377