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ニュースリリース

THE MISSING FINGERPRINT 失われた指紋?!
「日本に逃れてきた難民」の存在を伝えるキャンペーン開始

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報道関係者各位

2015年9月7日
認定NPO法人 難民支援協会



THE MISSING FINGERPRINT 失われた指紋?!
「日本に逃れてきた難民」の存在を伝えるキャンペーン開始

PDFファイル(リリース)

あなたには『和』にかき消された彼らのIDが見えますか? 
秩序を好み、同一性を尊ぶ『和』の精神が「みんなと違う」を、
排除する力を持ってしまったとき・・・。

認定NPO法人難民支援協会(東京都新宿区/代表理事:石川えり)は、そんな挑戦的なメッセージと、自己を証明するID「指紋/フィンガープリント」をモチーフに、難民の存在を伝えるキャンペーン"THE MISSING FINGERPRINT"を開始します。

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世界では今、6,000万以上にのぼる人々が、故郷を追われています。国内で別の土地に逃げる者、歩いて隣国を目指す者、そして、時にはさまざまな偶然から、飛行機で遠い異国にたどり着く人もいます。シリア紛争をはじめ、世界的に難民が増える中、日本にも、逃れてくる人は年々増えています。しかし、日本で難民として認められる人はごくわずか。2014年には、5,000人が日本で難民申請をしましたが、認定されたのは11人でした。

日本の難民認定の少なさや審査の厳しさは、国際的に比較して際立っています。難民にとって、自身を証明することは簡単ではありません。命からがら逃れてくる中で失ってしまうパスポートや故郷とのつながりを示す書類。にもかかわらず、たくさんの証拠書類の提出が求められ、平均3年の審査期間がかかる日本の認定制度により、多くの人が「難民」として認められずにいます。

そんな厳しい日本の制度は、「日本社会」の鏡だと考えることはできないでしょうか。日本の美徳と言われる「和」が、異なる人や多様な価値を排除する力を生み出していないでしょうか。

日々、私たちの事務所に相談にくる難民の方々は口をそろえて言います。日本は平和で安全だと。そんな社会だからこそ、難民の命を守り、新たな土地で一歩を踏み出す機会を作ることができるのではないでしょうか。まずは、キャンペーンを通じて、多くの人がこの現実を知る機会になればと考えています。

今後は、イベントの開催やポスターの展示、ウェブサイトでの特別記事掲載等を予定しています。また、動画サイトやSNSを通じて、多くの方にこのメッセージを届けていきます。ご取材、よろしくお願いします。

■THE MISSING FINGERPRINT キャンペーンサイト
www.refugee.or.jp/fingerprint
日本に逃れてきた5人の難民(シリア、ビルマ、ロヒンギャ、エチオピア、カメルーン)の指紋をモチーフにしたポスターと、彼/彼女らのインタビュー動画や「難民の体験イベント-失われた指紋?!」(以下詳細)の様子を含めたキャンペーンプロモーション動画を掲載しています。

■6月20日 世界難民の日「難民の体験イベント-失われた指紋?!」の開催レポート  
6月20日世界難民の日に"THE MISSING FINGERPRINT"のお披露目イベントの様子をこちらに掲載しています。
イベントでは、難民5人の指紋をモチーフにしたポスター展示に加え、ポスターをスマホで読み取り、その方のインタビュー動画が見られる仕組みを提供しました。また、参加者に難民の気持ちを少しでも身近に感じていただくサプライズ企画として、靴を収納した指紋認証ロッカーをイベント終了後、指紋で解錠して帰ろうとするとロッカーが開かない! そんな仕掛けを施し、自分を証明する術がない心情を体感していただきました。

■制作協力一覧
企画 Takahisa Hashimoto Studio/株式会社ドリル
映像制作 株式会社ダンスノットアクト・株式会社EPOCH
アプリ開発 株式会社イメージソース
施工 株式会社第一広房
デザイン制作 株式会社たき工房
印刷 株式会社 日庄/アール・ジー・ビー・プロダクション株式会社
ロッカー提供 株式会社パーソナル*
会場提供 RYOZAN PARK 株式会社TAKE-Z

*プロモーションで使用したパーソナル社のロッカーは、事前登録の必要のないワンタイム型の指紋認証を使用しています。使い勝手のよさや他にない独自性から、今回使用させていただきました。

以上

■本件に関するお問い合わせ

認定NPO法人難民支援協会 広報部 田中 info@refugee.or.jp
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-10 第三鹿倉ビル6階
Tel:03-5379-6001|Fax:03-5379-6002

(2015年9月7日掲載)

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