日本の22年が僕を強くした、元難民、ミャンマーへ帰国/朝日新聞

2013年5月11日付の朝日新聞にて、民主化の進む母国ビルマへ今月帰国した、ミョウミンスウェさんが紹介されました。ミョウミンスウェさんの半生と、日本の難民受け入れの現状が取り上げられています。

(概要)
母国の民主化デモに参加したことで身に危険がおよび、1991年に来日したミョウミンスウェさん。人生の半分を日本で過ごした。バブル末期の東京では、顔を見ただけで「金目当てのガイジン」とさげすまれ、難民申請中であった2004年には8ヶ月に渡る収容生活も経験した。難民認定を得た後は、難民奨学生の1期生として関西学院大学に入学し、卒業後は東京大学院でも学んだ。東日本大震災の被災地には、がれき撤去で手伝いに駆けつけた。

一方で、「40代の難民」の就職は難航。日本人の若手経営者と出会ったことをきっかけに、企業のミャンマー進出を支援する合弁会社を立ち上げるため、帰国を決断した。混乱が続く母国での事業に不安はあるが、「22年が僕を強くしてくれた。日本に来てよかった。」と話し、第二の祖国・日本との懸け橋になり、難民の力を生かせる社会に変える意気込みを語った。

民政移管後、ミョウミンスウェさんのように帰国する人も出始めてはいるが、難民支援協会(JAR)は「迫害を受けてきた少数民族を中心に、まだ帰国できる状況にない人が大多数ではないか」とみる。

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