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その他お知らせ

犬養道子さんご逝去を受けて-共感し、行動する強い信念

難民支援協会(JAR)に長らくご支援をいただいた犬養道子さんが本日ご逝去されました。犬養道子さんとは、主宰される犬養道子基金の日本における難民への奨学金支援を通じてご縁をいただきました。犬養道子さんは、難民が置かれた厳しい状況に対する怒りと、一人ひとりの難民への強い共感を、常にお持ちの方でした。特に、命からがら逃れてきたにも関わらず、日本で収容され、尊厳が傷つけられる難民の置かれた理不尽な状況にはいつも心を痛めておられました。難民を日本社会の中で孤立させてはいけないという思いがあり、一人ひとりとつながりをもつ必要性を訴えておられました。

また、すぐに行動することを大切にされる方でした。JAR事務所にお電話をくださるたび、難民一人ひとりの状況に熱心に耳を傾け、その場で具体的なアドバイスをくださいました。十分な医療を受けられずにいる難民の人たちへ支援を提供しようと、医療機関や関係者に自ら電話をかけて交渉されることもありました。

世界の、そして日本の難民一人ひとりが置かれている状況を、自分がその立場だったらと捉え、共感し、寄り添い、想いを馳せるその姿に、多くのことを学ばせていただきました。犬養道子さんが示してくださった、人として相手に共感し、状況を変えるために行動する難民支援を私たちも微力ながら引き継いでまいりたいと思います。心からご冥福をお祈りいたします。

難民支援協会(JAR)スタッフ一同

(2017年7月24日掲載)