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注目の難民ニュース

(私の視点)難民認定 国際化意識し適正な評価を/朝日新聞

5月6日の朝日新聞「私の視点」にて、日本の難民受け入れに対する、根本かおる氏(ジャーナリスト)の意見が取り上げられました。

(概要)
法務省の発表によると、昨年、認定を受けたのは18人と10年ぶりの低水準である上、1次手続きでの認定率は0.2%で、1982年に難民認定制度ができて以来最低だった。他の国では同じ理由で家族・親戚が難民として認定されているのに、日本では認めらないケースも多く、トルコ出身のクルド民族にいたっては、これまでに一人も認定されていない。国際法の難民条約が掲げる「難民」の解釈にここまでの開きがある日本の姿勢は、国際法違反ではと感じてしまう。

申請中の生活は過酷なもので、「無我夢中で逃げ、行き先を選べなかった。こんなに閉鎖的だと知っていれば日本には来なかっただろう」という声も聞こえるほどだ。
申請者の中には、母国で地位も教育もあり、社会の担い手だった人も多く、東日本大震災の際には被災地でのボランティア活動を行った人も多くいた。困難を乗り越えてきた人々から学ぶことは多く、難民の受け入れは「人権推進」「国際貢献」のみならず、「足元からのグローバル化」「人材確保」の意味でも重要である。現在、NPOをはじめとする、民の動きが広がっており、難民申請者の支援活動の多くを担っているが、認定を行う官の人にも早く気付いてもらいたい。

*記事の一部は一定期間こちらからご覧いただけます
*2012年の難民認定者数に関する難民支援協会によるニュースリリースはこちら

(2013年5月6日掲載)

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