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法務省発表「平成23年における難民認定者数等について」

    2月24日、法務省入国管理局より、「平成23年(2011年)における難民認定者数等について」が発表されました。
    それによると、難民申請数は1,867人(前年比665人増加、約1.6倍)、難民として認定されたのは21人(前年比18人減少。うち14人は異議申立手続における認定)となっています。また、難民と認定されなかったものの、人道的な配慮により在留が認められたのは248人(前年比115減少)となっています。
    その他、発表資料は以下のとおりです。詳細は法務省のウェブサイトよりご覧いただけます。

    [難民認定申請者数] 1,867人(内訳:ミャンマー(ビルマ)491人、ネパール251人、トルコ234人、スリランカ224人、パキスタン169、ほか498人)
    [認定数] 21人(内訳:ミャンマー18人、ほか3人)
    [人道配慮による在留許可数] 248人(内訳:ミャンマー196人、ほか52人)

    ■手続別
    一次審査

    • 申請処理数 2,119人
    • 認定数 7人
    • 不認定数 2,002人
    • 取り下げ等 110人

    異議申立て(二次審査)

    • 異議申立数 880人
    • 認定数 14人
    • 棄却数 635人
    • 取り下げ等 231人

    ■仮滞在

    • 仮滞在許可審査数 689人
    • 許可数 71人
    • 不許可数 618人