本文へジャンプ

トップページ > 難民支援協会の活動 > 注目の難民ニュース  > 2012年1月10日-記者の目:「人間の尊厳」保てない難民たち/毎日新聞

注目の難民ニュース

2012年1月10日-記者の目:「人間の尊厳」保てない難民たち/毎日新聞

1月10日付けの毎日新聞で、在日難民の「心のケア」や社会適応策の充実を含めた、支援体制の抜本的見直しが不可欠だと指摘する記事が掲載されました。

難民保護のあり方を定めた難民条約に日本が加入し、母国の政治的迫害などから逃れた難民を受け入れ始めて、約30年。しかし、心の病を患い、日本社会から孤立して暮らす多くの難民がいます。

記事は、心を病んで自殺した難民の話と、が紹介しています。

また、多文化間精神医学会理事長・野田文隆氏によると、00年にインドシナ難民を対象に行った調査で「身近に心の病を持つ人がいる」と答えた難民は7.9%にのぼると言います。祖国を捨てた難民は、受け入れ国でも、生活支援の薄さや異文化への不適応などのメンタルリスクを抱える。だが野田理事長は「わが国には心を病んだ難民をケアする体制がない」と指摘しています。

記事は、日本で、心の病や貧困などで人間の尊厳さえ保てない状況に追い込まれる難民をこれ以上生まないため、国や関係者はまず、過去の難民政策を徹底検証することから始めるべきではないだろうか、と締めくくっています。

*詳細は一定期間こちらからご覧いただけます。

(2012年1月10日掲載)

このエントリーをはてなブックマークに追加
 印刷