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2011年3月29日-元難民「日本に恩返し」/読売新聞
3月29日付けの読売新聞で、東北関東大地震を受け、大阪府八尾市在住の元難民が 「これまで助けてくれた日本に、何か自分たちができることをしたい」という思いで行っている募金活動が取り上げられました。
ベトナムから逃れてきたのは、27年前の18歳の時。両親と兄弟5人がいたが、財産を売り払った資金で長男の彼だけが、木造船に乗り込み、見知らぬ人たちと105人で4日間漂流した後、洋上で日本のマグロ漁船に発見、救助されたといいます。
地震発生翌日から、八尾市内で仲間が営む飲食店など6か所に募金箱を置き、ベトナムや大阪に住む知人らにも協力を呼び掛け、被災地へ義援金を送っています。今後も続けたいと話しています。
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(2011年3月29日掲載)
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