難民支援協会(JAR)が目指すこと
JARは、母国を追われた難民が失った権利を回復することを目指し、支援に取り組んでいます。
難民は、人として、また難民として、基本的な権利を持っています。
たとえば、自由と安全が確保され、命の危険がある母国に送還されず、医食住等が保障され、家族が一緒に暮らせることなど、多岐に渡ります。
難民のように、支援が行き届きづらい人々を支援することは、JAR の事業の柱です。
しかし同時に、難民は支援されるだけの人ではありません。
支援を必要とする人はしっかりと支えられ、一方でそれぞれの持つ強みを活かして社会の一員となる、そのような未来を作ることを目指し、JAR は活動を展開しています。
JARの支援活動
-
難民認定のために 法的支援
弁護士と連携し、保護されるべき人が速やかに難民認定を得られるよう支援します。
-
生き抜く力を支える 生活支援
一人ひとりの力を「引き出す」支援を通じて、来日直後の厳しい時期から自立への道のりを支えます。
-
経済的に自立する 就労支援
難民の働く意思と企業のニーズをつなぎ、難民が安心・安全に働き続けられるよう支援します。
-
ともに地域社会をつくる コミュニティ支援
難民が地域社会の中でつながりを持ち、ともに生きていける関係性を築けるよう支援します。
-
難民受け入れ政策を促す 政策提言・ネットワーク
難民が適切に保護され、受け入れられる制度の実現を目指し、政府や国会に政策を提言します。
-
難民受け入れの潮流をつくる 広報活動
難民を受け入れられる社会を目指し、理解と共感の輪を広げます。
-
新たな形の難民受け入れを開拓する シリア事業
民間主導による難民受け入れを通じて、より積極的な難民受け入れを呼びかけます。
-
支援が行き届く仕組みをつくる 人道支援
だれもが支援から取り残されない仕組み作りを通じて、災害への備えに取り組みます。
活動レポート
-
2021.03.24
2020年 冬の支援のご報告(期間:2020年12月1日~2021年2月28日)
この冬は、厳しい寒さの中、新型コロナウイルス感染拡大の勢いが続き、1 月には再び緊急事態宣言が発令されました。…
- 暮らし
- 仕事
- 新型コロナ
- 生活支援
- 就労支援
- コミュニティ支援
-
2021.03.15
入管法改定案の問題を伝える「# 難民の送還ではなく保護を」キャンペーン開始!
いま、日本に逃れている難民の保護を揺るがす法改定案(改正法案)が国会で審議されようとしています。…
- 収容
- 送還
- 政策・制度
- 政策提言
- 広報活動
-
2021.02.19
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する意見
2021年2月19日、政府は「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者…
- 難民認定
- 収容
- 送還
- 政策・制度
- 提言・声明
- 政策提言