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Lights for Refugees-難民のためのチャリティディナーを開催しました

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拷問などの迫害から、命からがら日本に逃れてくる難民は年間3,000人以上。日本で暮らす難民について知っていただき、活動のための資金を募ることを目的に「拷問の被害者を支援する国際デー」の6月26日、キャーヴ・ド・ひらまつにてLights for Refugees-難民のためのチャリティディナーを開催しました。

難民支援の現場で日々関わってくださっている弁護士など専門家の方々、ご支援くださっている企業の方々、ボランティアの方々など、54名が参加。
お料理と生演奏をお楽しみいただきながら、日本の難民受け入れの現状や、現場スタッフの思い、
そして難民の方からの直接のお話に耳を傾けていただきました。当日の様子をご紹介します。

生演奏で楽しむトップフルーティストの音色

dinnerimage_takagiキャーヴ・ド・ひらまつによるフランス料理と一緒にお楽しみいただいたのは、国内外で活躍する高木綾子さんによるフルート生演奏。「音楽に国境はありません。難民支援の輪がさらに広がりますように」と、ドイツ、フランス、アルゼンチンなど、さまざまな国・地域から5曲を演奏いただきました。華やかな音色が会場に響き渡り、ゲストからの鳴り止まない拍手に、アンコールもプレゼントくださり、夢のようなひと時となりました。


当事者の声を交えて知る、難民受け入れの現状

なごやかに歓談が続く中、事務局長の石川えり、生活支援担当の土岐茂里、
渉外部長のブライアン・バーバーより、日本の難民受け入れの現状と、
当会の取り組みについて紹介する時間をいただきました。
日本に逃れてきた難民が置かれた状況に、熱心に耳を傾けてくださり、
来日したばかりの難民の方のエピソードをご紹介した際には、涙するゲストもいらっしゃいました。

dinner_tinwin.jpg日本で暮らす難民の状況への理解が深まったところで、当事者であるミャンマー出身のティン・ウィン・アクバルさんより、ご自身の経験をお話しいただきました。アウン・サン・スー・チー氏が書記長を務める政党の幹部として民主化運動を続けていたことから身に危険が迫り、96年に日本に逃れてきたティンウィンさん。2年がかりで難民認定を得たあと、母国に残した妻と3人のお子さんを呼び寄せ、日本での生活を築きました。

スピーチでは来日してから今日までの、決して平坦ではなかった道のりをお話しいただき、
会場中が彼の人柄と情熱に惹きつけられました。この時間で、多くのゲストにとって
「難民」がより身近な存在になったことと思います。 

lights_lottery宴の最後には、ゲスト全員に当選のチャンスがある抽選会を開催しました。景品は、企業からの協賛により、高級ホテルの宿泊券やハイヤー利用券、季節のジャムセットなど、計8点が用意されました。当選者の喜びの声や拍手で会場が湧き、ディナーは盛会のうちに幕を閉じることができました。

お土産には、日本で暮らす難民とともに制作したレシピ本、
「海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders」をお持ち帰りいただき、
ゲストからは「会費以上に価値がある会だった」「日本の難民の状況を知ることができ、来てよかった」
「次回もぜひ参加したい」など、嬉しい声が寄せられました。  

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

Photo by Antony Tran
*内容の一部は8月6日に追記しました。

(2014年6月27日掲載)

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