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「丸の内で囲む世界の食卓 -Charity Party Without Borders」を開催

2012年12月21日には、新丸ビル・エコッツェリアにて、難民支援協会初となる冬のパーティー「丸の内で囲む世界の食卓」を3*3ラボとの共催で開催しました。料理をきっかけに、日本にいる難民について知っていただきたいという思いから生まれたこの企画。「食卓」というタイトル通り、とてもあたたかい雰囲気の中、世界の様々な地域の料理を囲む愉しいひと時となりました。

このイベントの概要はこちらから

料理をきっかけに・・・89名の参加者

このイベントは多くの方々に関心を寄せていただき、当日は定員を大きく上まわる計89名の方々が参加してくださいました。
「新聞でイベント案内を見て来た」という参加者の方々や、「料理に関心があってきたけれど、JARはどんな活動をしているのですか?」と、難民支援に関心を寄せる声も聞かれました。
料理を切り口としたこのイベントが、多くの方々にとっては初めて日本の難民について知るための貴重なきっかけとなったようです。世界の料理に舌鼓をうちながら、自然と参加者の方々の間に会話が生まれました。

初めて出会う、難民の故郷の味


テーブルの上に並んだのは、クルドのイチリキョフテやイランのザクロライスなど、6つの国・地域の料理の数々。普段はなかなか目にしない料理ですが、難民の方の故郷での思い出がつまっています。


参加者の方々からも「初めて食べましたが、おいしいですね」と大変好評で、料理とドリンクを片手に会場が和んでいきます。プログラム初盤にはミュージックパフォーマンスも行われ、会場は盛り上がりをみせていきました。

「まずは、ぜひ難民のことを知ってほしい」

プログラムの中盤には、イラン出身の難民の方が登壇。穏やかな表情で、料理にまつわる思い出や、日本での生活について語る様子に、会場がひきつけられていきした。

その方は、ちょうど4年前の12月に来日し、現在は難民認定を受けて、会社を設立しています。「まずはぜひ難民のことを知ってほしい」と言う彼の言葉の一つ一つに、参加者の方々は熱心に耳を傾けていました。お話の後には、多くの方々が質問をしていました。


「5分が限界」-日本の難民の現状

その後、JAR支援事業部川勝が、写真を交えながら日本にいる難民の状況について紹介しました。難民申請者が急増する中、毎日多くの難民の方が支援を求めて事務所に来ています。命からがら逃げてきた日本で、住む場所も頼れる人もおらず、ホームレス生活を余儀なくされてしまう難民の方々。「5分が限界」と、夜凍えながら、コンビニなどに入ろうとしてもなかなかゆっくり休むことができずにいる難民の状況に、参加者の方々からは驚きの声が上がり、その後もスタッフに多くの質問が寄せられました。

JARの最新活動レポートは、こちらから


大盛況のチャリティラッフル

そして、プログラムの最後には、チャリティラッフル(福引)の抽選を行いました。多くの企業・団体の皆さまにご協賛いただき、ペアの温泉宿泊チケットやロゼッタストーンなど、寄せられた賞品は全部で26点。
魅力的な賞品が並び、会場の参加者も、多くのチケットを購入されました。抽選の際は、当選者から喜びの声があがり、会場は拍手で包まれました。このラッフルの売り上げは、難民支援の活動に役立てられます。


今回パーティーの開催に際しては、多くの企業・団体の皆さまにご協賛いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。今回のイベント参加費の一部やラッフルチケットの売り上げは、日本にいる難民のための支援活動に大切に活用させていただきます。


今後も、JARでは、難民の方のレシピを集めた料理本「Flavours Without Borders」の出版をきっかけに、料理を切り口にしたイベントを開催していく予定です。ご期待ください。


JARの活動へのご支援はこちらから

今後のイベント情報は、こちらをご覧ください

Photos:©Antony Tran



パーティーにも並んだ難民の方の故郷の味のレシピを集めた料理本を出版します。

●海を渡った故郷の味-Flavours Without Borders

「料理」という世界共通の言葉を通じてより多くの方に日本にいる難民について知っていただきたい、という思いから生まれたレシピ本です。日本にいる難民の 方から教えていただいた、15の国・地域から約45のレシピと料理にまつわるエピソードや豆知識を収録。本の購入の事前予約はこちらから

(2013年1月18日掲載)

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