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近づく冬を乗り越えるために


年の瀬が近づく中、寒さや雨をしのぐために、朝早くから難民支援協会(JAR)事務所前でスタッフを待つ難民の姿が多く見られます。

来日直後の難民にとっては、日本で過ごす初めての冬です。
日本の冬はどれだけ寒いのだろうか、寒い夜を過ごす宿はあるのか・・・。難民にとっては、不安が増す季節であり、祖国に残した家族を思い、より一層孤独を感じる季節でもあります。

JARでは、皆さまから頂いた洋服や食べ物のご寄付を、毎日このような難民の方々にお届けしています。今日も事務所には、多くのアフリカ出身の難民の方々が待合室で相談を待っています。

すぐにシェルターや公的な支援につながることができず、ファストフード店などで眠れぬ夜を過ごす難民もいます。夜が明けてからJARの事務所に来て、やっと眠りについた難民の方の寝息が事務所内で聞かれることもあります。

「安心できる場所がほしい。心の平安がほしい」
狭い待合室で肩を寄せ合うように黙って座り込む難民たち。行き場のない難民の方々が、少しでもほっと一息つけるような場所を提供できるよう、今年の冬もより一層支援を強化させていきたいと願うばかりです。


「本当は、人に恵んでもらいたくはない・・・」
祖国では自立した生活を送り、学歴や社会的地位があった方の言葉です。支援に感謝をしつつも後ろめたさを感じるといいます。このような難民の方々が、一刻も早く支援を受ける状況から脱出し、自立した生活を送れる日が来ることを願いながら、JARは今日も支援を続けています。

引き続き、JARではご寄付をお願いしております。また、物品寄付(お米、インスタント食品など)も受け付けております。現在は特に、大き目のサイズの男性衣料(L・XLサイズ)や寝袋を必要としています。厳しい冬が近づいています。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。


ご寄付は、こちらから。
物品寄付は、あらかじめお問い合わせ下さい。
支援の現場を知りたい方はこちらのイベントにぜひご参加ください。


(2012年11月9日掲載)

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