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[緊急支援速報]大船渡在住フィリピン女性グループを訪問しました

気仙沼在住フィリピン女性からの情報を受け、大船渡市在住のフィリピン女性グループを訪問し、物資支援と、弁護士による紙芝居法律説明会を実施しました。

事前の訪問では、リーダーの女性から、大船渡市・陸前高田市在住合わせて50名ほどのフィリピン女性がおり、おむつなどの物資や、自宅在住の被災者の食料が不足しているとのニーズを聞き取りました。生活再建支援制度のことは、ある程度、コミュニティ内で情報共有されているようでしたが、具体的には、わからないことも多いとのことでした。

提供した物資は、おむつ、粉ミルク、生理用品、ウエットテッシュ、トイレットペーパーなど。グループ内で小分けにして分配するとのことでした。

集まった13名の内、家が流された方は5名。法律の個別相談では、ローン返済について、「夫は返した方がいいというが本当にそうなのかわからない」、「ソーラーパネルのローンが払えない」という相談がありました。紙芝居の後に、1時間30分ほど、弁護士が一人ひとりの相談に応じました。

原発については、言語の壁から、多くの女性が漠然とした不安を抱えていました。甚大な津波の被害を受けた大船渡市や陸前高田市では、原発への懸念よりも、復興へ向けて何をすべきかということに人びとの関心が集中しています。一方で、フィリピンにいる家族経由で、一部の海外メディアによる極端な報道を耳にするフィリピン女性の中には、「すごくこわい、不安でしょうがない」「何を食べたらいいのかわからない」と訴える人もいました。原発や食料に関する情報を、図解入りのチラシで伝えました。

また、この場に来ることができない人で困っている人がいないか聞いたところ、「妊娠4ヶ月の友人がいて、夫が失業して大変」という話を聞き、帰り道に、陸前高田市在住のフィリピン女性宅を訪問し、おむつ、粉ミルク、食料を届けました。

引き続き、フィリピンコミュニティへの支援を行なうと同時に、グループの集まりに来れない人への個別支援を行なっていきます。

*本事業は、ジャパン・プラットフォーム、Civic Forceの助成を受けて実施しています。おむつは、花王株式会社から提供いただいています。

(2011年5月6日掲載)

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