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[緊急支援速報]気仙沼在住フィリピン女性のグループを訪問しました

4月16日、気仙沼在住フィリピン女性グループの2回目となる訪問を行い、事前にニーズを聞いていた支援物資(おむつ、おしり拭き、運動靴)の提供、グループ全体と個別でのカウンセリングを行いました。ほとんどの女性はある程度の日本語を話すことができたため、カウンセリングは日本語で行いました。

場所は、津波被害を免れたフィリピン女性の家で、20名ほどの女性と、乳幼児から10歳ぐらいの子どもたち約10名が集まりました。全員、日本人男性との結婚を通じて日本に移住し、滞日歴は、数年から、長い人は20年以上になる方もいました。

日常生活は、断水が続いているため、困難な状態が続いています。お風呂は、2週間に1回、自衛隊の提供するお風呂に入れるだけ。調理・飲料水は、限られてはいますが、市役所を通じて提供される1人あたり1日1リットルと、自衛隊からの提供でまかなっているとのことです。

個別相談では、「津波のことを思い出すと胸が苦しくなったり、涙が出たりする。夜は寝られない。最近、めまいがしてころんで意識不明になったことがあった」という女性もおり、メンタルの支援を必要としている方もいました。

子どもたちは、その場では元気にはしゃぎまわっていましたが、震災直後は、ご飯を食べられなかったり、話せなくなったことがあったと、母親が話してくれました。

全体としては、グループ内や、他の地域に住む同国出身者との繋がりで、なんとか情報を共有し、支えあっている印象を受けましたが、個別には、より深いカウンセリングで、それぞれ抱える課題を引き出していく必要があると思われます。

今回の訪問では、カウンセリングの中で出てきた個々の質問に対する情報提供と、一部は持ち帰り、後日フォローすることを約束しました。最後に、また訪問することと、東京事務所のフリーダイヤルと花巻事務所の携帯番号を伝えました。

JARでは、継続的にフォローし、個別のニーズに対応していく予定です。

個別相談  おむつ
個別相談の様子                   提供したおむつ

*本事業は、ジャパン・プラットフォームの助成を受けて実施しています。


(2011年4月16日掲載)

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