講座・イベント
難民アシスタント養成講座(34期)
※本講座はキャンセル待ちも含めまして申込定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきます。
次回は2017年1月を予定しております。
「難民」について一緒に考えてみませんか?
「難民」というと、遠いアフリカや中東、アジアの難民キャンプにいる人たちを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ここ日本にも近年では、毎年多くの人が難民として逃れて来ています。2015年に日本で難民申請した人の数は7,586人。しかし、難民認定を受けた人は27人と非常に少ない人数にとどまりました。 そのような中、難民保護という観点からの制度の課題に加え、難民が社会の一員として暮らしていけるような受け入れのあり方や地域づくりなど、市民一人ひとりが考え、担うべき役割は大きくなっています。 難民アシスタント養成講座は、難民について知り、一緒に考える講座です。
※講義中の写真、録画、録音はご遠慮ください。
多様な講師陣
難民支援の第一線で活動する難民支援協会(JAR)スタッフ、弁護士など。
難民自身による体験談を聞く時間もあります。
(講師は一部変更の可能性があります。ご了承ください)
こんな方々が参加しています
学生から、社会人、リタイアされた方まで年齢層も幅広いです。
関東圏だけではなく、全国各地から参加されています。
(前回の参加者内訳)
大学生・大学院生 30% 社会人・シニア 70%
関東在住の方が中心ですが、北海道、青森、新潟、愛知、京都、兵庫、大阪、愛媛、熊本など、全国各地から参加がありました。
参加の動機も様々ですが、参加者の方にとっては、同じように難民に関心のある方とも知り合える良い機会です。
講座で学べること−3本の柱
おすすめポイント!
- 現場の第一線で活躍している講師陣から、具体的な実務の内容が聞ける。
- 難民自身から直接話が聞ける。
- 難民支援に必要な基礎知識を網羅できる。
- 難民支援に関する多くの参考資料が手に入る。
- 難民支援に関心がある仲間に出会える。
プログラム(2016年4月7日現在・後日アップデート予定)
1.イントロダクション
- 田中志穂/JAR 広報部
2. UNHCRの活動と役割
- 板垣文子/国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 法務アソシエイト

3.国際的な難民保護基準と日本の難民保護制度
- 駒井知会氏/弁護士

4.日本での難民支援の現状-生活支援の実務
- 古藤吾郎/JAR 支援事業部

5.難民の社会統合を考える
- 久保山亮/専修大学専任講師、立教大学非常勤講師

6.日本での難民支援の現状-法的支援の実務
- 田多晋/JAR 支援事業部

7.日本での難民支援の現状-定住支援の実務
- 吉山昌/JAR 事務局長
7. 難民の話
- ビルマ出身の難民の方 ※プロフィールの公開は当日まで差し控えさせていただきます。
9.難民支援の展望
- 石井宏明/JAR 常任理事・一橋大学非常勤講師(NGO/NPO論)

受講生の声
- 難民についての知識はほぼゼロでしたが、2日間で様々なことが学べました。(2013年6月修了生)
- 自分でアクションを起こすためのヒントや刺激に満ちていました。様々な関心を持つ人々と知り合えたのもよかったです。(2014年6月修了生)
- 盛りだくさんの内容を学べ、講師陣の多様な意見聞けた点も良かったです。(2015年 1 月修了生)
- 他の参加者との議論を通じて、自分も難民支援のために何かしてみようと思いました。(2010 年 8 月修了生)
- この講座受講がきっかけで、インターンをはじめました。 講座で、はじめて難民自身の声を聞き、「難民問題」が一気にリアルな身近なこととして見えてきました。(2008 年 5 月修了/元 JAR インターン)
日時 | 7月16・17日(土・日) 10:00-17:30 |
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場所 | 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー16階 1163教室 |
参加費 | 15,000円(学生10,000円) |
定員 | 100名 |
参加の条件 | 難民問題に関心のある方、2日間参加できる方 |
主催 | 認定NPO法人難民支援協会 |
協力 |
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