講座・イベント
難民アシスタント養成講座(31期)
*定員に達しましたので、募集を締め切りました。次回の開催は7月頃を予定しております。
「難民」について一緒に考えてみませんか?
「難民」というと、遠いアフリカや中東、アジアの難民キャンプにいる人たちを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ここ日本にも近年では、毎年多くの人が難民として逃れて来ています。2013年に日本で難民申請した人の数は3,260人。2014年は4,500人を超えました。 そのような中、難民保護という観点からの制度の課題に加え、難民が社会の一員として暮らしていけるような受け入れのあり方や地域づくりなど、市民一人ひとりが考え、担うべき役割は大きくなっています。
多様な講師陣
難民支援の第一線で活動する難民支援協会(JAR)スタッフ、UNHCR職員、弁護士など。
難民自身による体験談を聞く時間もあります。 詳細はこちら
(講師は一部変更の可能性があります。ご了承ください)
こんな方々が参加しています
学生から、社会人、リタイアされた方まで年齢層も幅広いです。
関東圏だけではなく、全国各地から参加されています。
(前回の参加者内訳)
大学生・大学院生 25% 社会人・シニア 75%
首都圏在住の方が中心ですが、北海道、高知県、岡山県からの参加もありました。
参加の動機も、最近TVで日本の難民のことを見て気になった、授業で知り、さらに深く勉強したいと思った、
仕事で難民の人と関わることが増えて、基礎知識を身に着けたいと思ったなど様々です。
同じように難民に関心のある方とも知り合える良い機会です。
講座で学べること−3本の柱
おすすめポイント!
- 現場の第一線で活躍している講師陣から、具体的な実務の内容が聞ける。
- 難民自身から直接話が聞ける。
- 難民支援に必要な基礎知識を網羅できる。
- 難民支援に関する多くの参考資料が手に入る。
- 難民支援に関心がある仲間に出会える。
プログラム内容(一部変更の可能性があります)
- 田中志穂/JAR 広報部
- 佐藤滋之氏/UNHCRスーダン事務所職員
- 宮内博史氏/弁護士
- 古藤吾郎/JAR 支援事業部
- 田多晋/JAR 支援事業部
- 吉山昌/JAR 事務局次長
- チョウチョウソー氏
- 石井宏明/JAR 常任理事・一橋大学非常勤講師(NGO/NPO論)
1. イントロダクション
2. UNHCRの活動と役割

3. 国際的な難民保護基準と日本の難民保護制度
4. 日本での難民支援の現状-生活支援の実務
5. 日本での難民支援の現状-法的支援の実務

6. 難民の社会統合を考える
7. 難民の話

8. 難民支援の展望

その他、ビデオの上映、座談会もあります。
座談会では、関心を同じくする受講者同士のネットワーク作りの場となります。講師も参加します。
受講生の声
- 難民についての知識はほぼゼロでしたが、2日間で様々なことが学べました。(2013年6月修了生)
- 自分でアクションを起こすためのヒントや刺激に満ちていました。様々な関心を持つ人々と知り合えたのもよかったです(2014年6月修了生)。
- 現場で実務に関わる講師陣からの話を聞き、民間や国が対立するのではなく、 連携することが大切だと実感しました。(2011 年 2 月修了生)
- 他の参加者との議論を通じて、自分も難民支援のために何かしてみようと思いました。(2010 年 8 月修了生)
- この講座受講がきっかけで、インターンをはじめました。 講座で、はじめて難民自身の声を聞き、「難民問題」が一気にリアルな身近なこととして見えてきました。(2008 年 5 月修了/元 JAR インターン)
日時 | 1月17・18日(土・日) 10:00-17:30 |
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場所 | 明治大学リバティタワー(東京都千代田区神田駿河台1−1) |
参加費 | 15,000円(学生10,000円) |
定員 | 80名 |
参加の条件 | 難民問題に関心のある方、2日間参加できる方 |
締切 | 2015年1月12日(月) |
主催 | 認定NPO法人難民支援協会 |
協力 | |
共催 | 国際協力人材育成プログラム(明治大学・立教大学・国際大学) |
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