本文へジャンプ

トップページ > 講座・イベント > Refugee Talk-難民を学ぶ夕べ『異国に生きる』特別上映会

講座・イベント

Refugee Talk-難民を学ぶ夕べ『異国に生きる』特別上映会


*イベント概要はこちら

10月のRefugee Talkでは、HAPON新宿にて、ドキュメンタリー映画『異国に生きる』の特別上映会を開催しました。映画の後には、ビルマ(ミャンマー)難民である主人公のチョウチョウソーさんに登壇いただき、映画の裏話や日本への思い、ミャンマーの近年の情勢などをお話して頂きました。

映画『異国に生きる』

1991年以降、難民として日本に在住しているチョウチョウソーさん。妻のヌエさんと共にビルマ料理のレストランを経営しながら、現在もミャンマーの民主化活動を続けています。チョウチョウソーさんの日本での14年間を追い続けた映画に、皆さん真剣な面持ちで見入っていらっしゃいました。

難民のゲストスピーカーによる映画の裏話

後半のトークセッションでは、HAPON新宿の素敵なオープンエリアをお借りし、主人公のチョウチョウソーさんに、映画の裏話や日本での生活についてお聞きしました。映画では、東北関東大震災の際にチョウチョウソーさんをはじめとして多くのビルマ難民の方が炊き出しなどのボランティアをしていた姿が映されていました。チョウチョウソーさんは「私たちがボランティアをしたことに日本人は驚いていた。しかし、ビルマ社会には、困っている人を助けるのは当たり前であるという伝統がある。日本社会で生きている人間として、東北の人たちの力になろうとしたのは当たり前のことだった。」と語りました。

また、長年にわたる日本での生活についても、ビルマには帰りたいが、日本は第二の故郷だと述べられ、「自由な世界に住み、いろいろな勉強や経験が出来た。日本での生活は無駄ではない」という思いを語ってくださりました。

ビルマ料理を囲んで

トークセッションの後には、ビルマ料理「きなこ入りサラダうどん」20131020_RAJ_035.jpgを食べながら、チョウチョウソーさんや難民支援協会(JAR)スタッフと歓談をお楽しみいただきました。ビルマ(ミャンマー)に興味があった方、映画そのものに興味があった方など、色々なきっかけで来場された方々も、日本の難民の現状に驚かれ、関心を持ってくださいました。
なお、「きなこ入りサラダうどん」は、チョウチョウソーさんの妻ヌエさんのレストラン、ルビーの定番メニューであり、難民の故郷の味を集めたレシピ本『海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders』にもレシピが掲載されています。

*『海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders』についてはこちら

Photo by Antony Tran

イベント概要

あなたが守りたいものは何ですか?
"国"ですか?大切な人?それとも夢?

次回のRefugee Talkでは、ビルマ(ミャンマー)軍事政権の弾圧を逃れ、
日本に渡ったビルマ人青年のチョウさんを14年追い続けた
ドキュメンタリー映画『異国に生きる』を上映します。

1991年に弾圧を逃れて来日したチョウさんは、生きるためにレストランで働きながら、
祖国のために民主化運動を続け、数年後にようやく難民認定を得ます。
妻ヌエさんと再会して、念願のレストランをオープンし、日本で安定した生活を築きますが、
祖国の状況は変わらず、父母の最期でさえも帰国は叶いませんでした。

祖国の民主化の実現のために家族と別れ、日本の難民政策の厚い壁に阻まれながらも、
信念をもって懸命に生きるチョウさんの生き方は、日本の中の「難民」を知るだけでなく、
私たち自身のあり方を考え直すきっかけを与えてくれます。

上映後は映画の主人公チョウさんにもお越しいただき、
難民としての経験や、これまでの日本での生活などについてお話いただきます。

また、軽食としてビルマ料理「きなこ入りサラダうどん」もお楽しみいただける予定です。

難民に関する話を聞くのは初めてという方も、難民支援の活動について
詳しく知りたいという方も、ぜひ、お気軽にお越しください。

今月のスピーカー チョウチョウソーさん

chosan.pngビルマ軍事政権の弾圧を逃れ、1991年に来日。レストランで働きながら、
祖国の民主化を求める運動を続け、1998年にようやく難民認定を受ける。
翌年、妻を呼び寄せ、2002年にビルマ料理レストランをオープン。
祖国の民主化を諦めることなく、日本で22年もの間活動を続けている。

これまでの内容

9/20 コミュニティ支援の現場から-難民コミュニティのニーズに応えるために
8/20 事務局長石川えりが語る政策提言の現場 〜よりよい難民受け入れを目指して
7/18 生活支援の現場から-サバイバルから自立まで
6/28 「世界難民の日」記念特別版−難民の方ゲスト登壇
5/16 日本社会で働く難民
4/25 事務局長・石川えりが語る難民支援のこれまでとこれから
3/27 難民認定を受けるまで〜難民の方とプロボノ弁護士が登壇
2/21 緊急支援の現場から
1/17 日本の難民コミュニティへの教育支援
11/15 生活支援の現場から−難民が直面する「ホームレス」と「貧困」
10/18 法的支援の現場から−申請中の2人の事例を通じて
9/18 生活支援の現場から政策提言へ−ある難民母子の事例から

参加者の声

  • 実体験を聞くことができ、具体的なイメージを浮かべながら参加することができました。
  • 懇親会では、スタッフの方々や参加者の方々とお話できて、刺激になりました。
  • 今まで知らなかった難民の方の現状を知ることができ、とても感謝しています。
  • 今まで漠然としか難民について分かりませんでしたが、今は周りの人に教えたいという気持ちさえ出てきて、いい時間を過ごせたと思います。


概要
日時2013年10月20日(日)17:00〜20:30(開場16:30)
場所

HAPON新宿
都営大江戸線新宿西口駅D5出口徒歩3分
JR新宿駅西口徒歩6分、西武新宿駅徒歩5分

参加費

3,500円
*ビルマ料理の軽食代込
*うち1,500円はチャリティとなり、日本の中の難民支援活動のために大切に使わせていただきます。

定員40名
お申し込み

こちらのフォームにてお申し込みください

 印刷