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生活支援の現場から-サバイバルから自立まで(スピーカー:生活支援担当 櫻井美香)

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「難民」についてニュースで聞いたことがあるけれど詳しく知りたい―
日本に逃れてくる難民はどんな人なのか知りたい―
自分にできる「国際協力」や「社会貢献」を考えてみたい―
NGOって、どんなことをしているのか気になる―

*過去の模様はこちら
*報告はこちら

今月の活動説明会では、生活支援担当スタッフから、
日本に逃れてきた難民の方が抱える生活面の課題をお話します。


難民支援協会に寄せられる相談数は1日約70件、年間16,000件以上。

生活支援の現場では、「昨日から食べていない」「寝るところがない」
「出産が迫っているが病院に行けない」など、毎日多岐にわたる相談をいただき、
一人ひとりに寄り添った支援を行っています。

残念ながら、相談に訪れる方の数は増える一方で、
今年の夏も、事務所の待合スペースからドアまで列をなして
お待ちいただくことが少なくありません。

今回は、日本語・英語・フランス語で生活相談に応じているスタッフの櫻井から、
難民の方々がどのような生活を送り、どのような問題に直面しているのか、
スタッフはどのように支援しているのか具体例を交えてお話します。
今年の夏の様子も詳しくご紹介し、いま私たちにできることを考えます。

後半には、スタッフやインターン、参加者同士で交流を深める懇親会も
予定しています。

難民に関する話を聞くのは初めてという方も、現場の様子をさらに詳しく知りたいという方も、
ぜひ、お気軽にお越しください。

活動説明会は毎月テーマが変わります。以前、お越しいただいた方のご参加も大歓迎です!

今月のスピーカー 櫻井美香

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北海道出身。難民支援協会支援事業部にて生活支援を担当。
難民支援協会には2005年の難民アシスタント養成講座の受講をきっかけに
関わりを持ち、同年秋より法的支援担当インターンとして活動。2007年より現職。
社会福祉士。1児の母。




活動説明会とは

活動説明会では、毎月テーマを変えながら、「支援の現場」を様々な角度からご紹介しています。難民の方が経営するレストランからの料理を囲みながら、スタッフや参加者同士で
交流を深める懇親会もあります。ぜひ、お気軽にご参加ください。

過去の模様

5月16日開催:活動説明会:日本社会で働く難民
4月25日開催:事務局長・石川えりが語る難民支援のこれまでとこれから
3月27日開催:難民認定を受けるまで〜難民の方とプロボノ弁護士が登壇
2月21日開催:緊急支援の現場から(スピーカー:支援事業部長 川勝健司)
1月17日開催:日本の難民コミュニティへの教育支援(スピーカー:定住支援担当 鶴木由美子)
11月15日開催:生活支援の現場から−難民が直面する「ホームレス」と「貧困」
(スピーカー:生活支援担当 古藤吾郎)
10月18日開催:法的支援の現場から−申請中の2人の事例を通じて(スピーカー:法的支援担当 田多 晋)
9月18日開催:生活支援の現場から政策提言へ−ある難民母子の事例から
(スピーカー政策アドボカシー担当 小川昂子)

参加者の声

・実体験を聞くことができ、具体的なイメージを浮かべながら参加することができました。
 懇親会では、スタッフの方々や参加者の方々とお話できて、刺激になりました。

・今まで知らなかった難民の方の現状を知ることができ、とても感謝しています。

・今まで漠然としか難民について分かりませんでしたが、今は周りの人に教えたいという気持ちさえ出てきて、いい時間を過ごせたと思います。

概要
日時2013年7月18日(木)19:00‐21:00
場所

Eiji Press Lab(英治出版株式会社内)
JR恵比寿駅西口より徒歩5分 
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 5F

参加費

2,000円
*ドリンクとお菓子代込
*参加費の一部は、難民支援活動に使わせていただきます

協力

英治出版株式会社

お申込み

会場まで直接お越しください

お問い合わせ

難民支援協会(野津、田中)
Tel: 03-5379-6001
E-mail: info@refugee.or.jp

ご報告

RefugeeTalk_01.JPG難民支援協会に寄せられる難民からの相談数は1日約70件、年間16,000件以上。そのうち、難民支援協会では、法律面での支援だけでなく、難民の医・食・住を確保すべく、生活に関する様々な支援も行っています。生活支援の現場では、「昨日から食べていない」「寝るところがない」「出産が迫っているが病院に行けない」など、毎日多岐にわたる相談が寄せられ、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。
7月の活動説明会では、難民支援協会 生活支援担当スタッフの櫻井が、生活支援の現場についてお話しました。

当日の様子

今月のスピーカーの櫻井は、2005年から法的支援担当インターンとしてJARでの活動をスタートし、そののち、JARの生活支援担当スタッフになりました。8年にわたって支援を続ける中で、とくに印象に残っているケースを具体例として紹介しながら、専門のスタッフとして大切にしていることや、今夏の現場の状況をお話しました。櫻井は、難民と関わる際には、多文化に対する理解を深めること、難民が置かれた状況の特殊性を理解すること、不安定な生活による心身のリスクを理解すること、など、「難民に寄り添った支援」を心がけていると話しました。寄り添う一方で、それが一人ひとりの自立の妨げにならないよう、最低限の支援にとどめることの重要性も強調しました。
また、今年の夏の様子として、6月にも事務所への新規来訪者が急増し、シェルターが足らず、ホームレスとなる難民の方が増えてしまったと語り、現場の厳しさを紹介しました。JARは、このように、来日後1ヶ月半〜2ヶ月のホームレス生活を余儀なくされたり、支援につながったとしても、不安、孤独、先が見えないなどの状況の中で、1年半から9年以上もの間、難民申請の審査の結果を待ち、サバイバルしていかねばならない日本の難民の方々に寄り添い、支援してきました。
最後に、このような長期間の支援を可能にするのが、市民ひとりひとりのご支援であると、櫻井は語りました。
質疑応答後の懇親会にも多くの方々が参加してくださり、スタッフとさらに交流を深めました。

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