講座・イベント
活動説明会「世界難民の日」記念特別版
今回の活動説明会は、6月20日の「世界難民の日」を記念し、難民の方をゲストスピーカーにお迎えした特別版です。なぜ日本に逃れてきたのか、日本ではどんな生活を送っているのか、今後の夢は...?支援の現場に携わるスタッフとのトークセッションでご紹介しました。
難民の方には、どのような経緯で難民とならざる得なくなったのか、なぜ日本を選んだのか、そして日本での難民認定に至るまでの不安な思いや、金銭的に困窮したために一時期ホームレスとなってしまったことなどをお話ししていただきました。日本に来て以来、言葉がわからないことの他にも、気候の変化や孤独感により、体調崩してしまわれたこともあったそうです。そのような中、難民認定を得たときの喜びは言葉にならないものであったと、語っていました。「日本の難民認定を得るのは難しいが、自分は認定をもらった。絶望のみではない」という言葉が印象的でした。
質疑応答では、日本の難民受け入れ制度や難民の方の生活の状況についてなど、多くの質問が寄せられました。懇親会の時間には、難民の方々の故郷の味を集めたレシピ本「海を渡った故郷の味 〜Flavours Without Borders」にも掲載されているお料理を囲み、参加者の方々と難民の方、スタッフで交流を深めることができました。
参加者の声
- 難民認定までの法的手続きと実際の難民がどのような生活面の課題、精神的な負担を抱えているかわかりました
- 難民の方のお話を聞いて、難民に対するイメージが変わりました
- 実際に難民の方のお話を聞いて、現状と問題点を把握することができました
日時 | 6月28日(金) 19:00〜21:00 |
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場所 | エコッツェリア |
参加費 | 2,000円 |
定員 | 40名 |
主催 | 認定NPO法人 難民支援協会 |
協賛 | |
お申込み | *お申し込みは締め切りました |
お問合せ | 認定NPO法人難民支援協会(JAR) 担当:田中、松本 |
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