講座・イベント
[シンポジウム]東日本大震災と人道支援の国際基準
〜援助の中で周辺化されがちな視点を中心に〜
昨年に続き、緊急人道支援の現場で活動するNGOが守るべき人道支援に関する国際基準について考えるシンポジウムを開催します。
今回のテーマは、「東日本大震災と人道支援の国際基準」です。
人道支援においてNGOが守るべき最低基準を、「スフィア・スタンダード」といいます。人道憲章を拠り所としたこの基準を示した「スフィア・プロジェクト・ハンドブック」は、3度目の大幅な改定を経て、2011年4月14日に英語版が発表されました。
また、人道支援によって影響を受ける人たちへの説明責任を推進することを目的として、「人道支援の説明責任と品質管理に関するHAP基準2010」が策定されており、人道支援において関係者が守るべき国際的基準が整えられています。
シンポジウムでは、人道支援の専門家や被災地で活動する団体が登壇します。人道支援に関する国際基準・HAP基準の紹介と、周辺化されがちな女性・子どもの取り組みを紹介することで、人道支援に係わる基準を広く関係者と共有する機会にしたいと考えています。
*関連する研修
品質管理と説明責任を学ぶ能力強化研修
プログラム
1 主催者挨拶:外務省
2 基調講演:人道支援に関する国際基準(スフィア・プロジェクトとHAP基準)
・Uma Narayanan, Jamie Munn / CWS (Church World Service)、
3 事例報告・パネルディスカッション〜東日本大震災とプロテクション〜(予定)
・Uma Narayanan, Jamie Munn / CWS (Church World Service)
・みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)
・ワールドビジョン・ジャパン
・ジャパンプラットフォーム
・モデレーター:石井宏明(難民支援協会)
日時 | 2012年1月31日(火)14:00?17:00 *日・英同時通訳あり |
---|---|
場所 | JICA研究所 |
参加費 | 無料 |
主催 | 外務省 |
協力 | Church World Service-Asia/Pacific、特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン、特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター、ピースボート災害ボランティアセンター、Wesley Foundation |
事務局 | 認定NPO法人 難民支援協会(JAR) |
お申込 | 件名に「[シンポジウム]東日本大震災と人道支援の国際基準」とご記入の上、protection12@refugee.or.jpへお名前、ご所属、メールアドレスを送付ください。 |
この記事をシェアする
メールマガジン「JAR便り」
難民支援の最前線をお届けします。