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講座・イベント

チャリティコンサート SOCIO MUSICA OP.3〜メンデルスゾーンの恩恵〜

*活動の報告はこちらからご覧下さい。

ソーシャル・アーティスト・ネットワーク主催のコンサート
「Trio Sociale 3rd Concert:SOCIO MUSICA OP.3〜メンデルスゾーンの恩恵〜」が開催されます。

東北関東大震災の発生により、このコンサートで何ができるかを考え、
開催自体をどうするかも検討しましたが、
震災の犠牲者の哀悼の意を込めるとともに、
この震災での難民への緊急支援活動をする中で、
彼らの日本社会へのまなざしやお互い支えあう様子から学んだことを
ご紹介させていただきたい、と思うに至りました。

どうぞご参加ください。
*ちらしも右からダウンロードいただけます。leaflet_concert.pdf
*入場料の一部は、難民支援協会(JAR)に寄付され、支援活動に活用されます。

コンセプト

迫害を受けながらも偉大な功績を残すことができたメンデルスゾーン。その音楽や人生、そして彼がいなければ現代に残らなかったといわれるバッハ、ベートーヴェンの音楽に触れるコンサートです。

また、メンデルスゾーンは、迫害を乗り越え素晴らしい足跡を残しました。彼と同じように、思うまま表現をしたばかりに、ある民族として生まれたばかりに迫害を受け、泣く泣く故郷(くに)を離れた人々、難民が、ここ日本にも増えています。ただ命を守るため、時には行き先すら選ぶことができないなか、たどり着いた日本で必死で生きています。そんな私たちに身近な難民についても思いを馳せる機会といたします。

主催するソーシャル・アーティスト・ネットワークは、作曲家・芸術家の生きた背景や人生観を、現代社会に投げかけ、その真の価値を共有しようと演奏活動を行っている"ソーシャルな"演奏家のネットワークです。

普段とは違った角度からも音楽に親しめる、従来にはなかなか無い演奏会となっています。


日時・会場・入場料

*両公演とも同じプログラムです。

■町田公演
 2011年4月16日(土) 17:00 開演(16:30開場)アートスペース・オー地図
 アートスペース・オー/東京都町田市小川2-28-21
 (JR横浜線 成瀬駅 徒歩5分) *地図は右の画像をクリックしてください
 入場料:2,000円

■幡ヶ谷公演
 2011年4月23日(土) 17:00 開演(16:30開場)KMアートホール地図
 KMアートホール/東京都渋谷区幡ヶ谷1-23-20
 (京王新線 幡ヶ谷駅 徒歩5分) *地図は右の画像をクリックしてください
 入場料:3,000円


プログラム・奏者

J.S.バッハ : ソナタ 第3番 ト短調 BWV1029
L.v.ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲 第4番 "街の歌"作品11
F.メンデルスゾーン : ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49

Trio Sociale(トリオ・ソシャーレ)トリオ・ソシャーレ写真

・Piano:三原佳代(みはら かよ)
 6歳よりピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科を修了。ウィーン国立音楽大学夏季セミナー参加。これまでに、山田つづみ、兼重直文、丹羽つね子、二宮裕子、御木本澄子、本村久子の各氏に師事。

・Cello:吾妻 知奈 (あづま ちな)
 9歳よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科を修了。富山室内楽講座、草津夏期国際音楽アカデミーに参加。これまでにチェロを井上頼豊、長谷川陽子、苅田雅治の各氏に師事。

・Flute:江口 義実 (えぐち よしみ) 
 Trio Sociale 発起人。9歳よりフルートを始める。フルート及び演奏の為のアナリーゼを槇本吉雄氏に師事。故上杉隆治氏よりアンサンブル指導を受け、室内楽、協奏曲、オーケストラ等、多くの演奏家(指揮者)との協演歴を持つ。


Trio Sociale(トリオ・ソシャーレ)とは

2009年春、インターネットを通じてピアノ、フルート、チェロのトリオ編成による室内楽演奏グループを結成。"ソーシャル演奏家"として作曲家・芸術家の生きた背景・人生観や音楽・他芸術作品を現代社会への世界平和メッセージとして共有・再認識を図るべく演奏活動をコンセプトとしている。
これまで、世界青年平和サミット、ボランティアサザンクロスジャパン協会、3keysなど、国内外で活躍する社会貢献団体と連携したコンサートを開催してきた。このような音楽を通じてソーシャルメッセージを共有する場を推進してきたことが評価され、昨年、マダガスカル共和国大使館より同国独立50周年記念コンサートの演奏依頼や、FM世田谷での音楽番組企画・出演の依頼があるなど、独自の活動を展開している。


主催・協力

主催:ソーシャル・アーティスト・ネットワーク

フリーの演奏家(芸術家)が中心となって音楽(芸術)の真の価値を社会に浸透すべく音楽(芸術)活動を推進していく、演奏家の演奏家による演奏家のためのネットワーク。既に20名近い演奏家が、世界平和・人権、教育・保育、医療・福祉、バリアフリー、環境などのテーマを軸に、従来には無い発想・企画で、モットーである"Art brings people close to people."を取り組んでいます。

協力:認定NPO法人難民支援協会


チケットのお申し込み・お問い合わせ

チケットはこちらのフォームよりお申し込み下さい。また、チケットは当日会場でのお受け取りとさせていただきます。

*入場料の一部は、難民支援協会に寄付され、支援活動に活用されます。

お問い合わせ:ソーシャル・アーティストネットワーク Tel 03-6740-1650


ご報告

    


4月16日(土)と4月23日(土)の2回にわたり、コンサートを開催しました。

冒頭に、東北関東大震災の被災者への哀悼を込めた曲を演奏し、黙祷をささげました。

また、メンデルスゾーンにより後世に引き継がれることとなったといっても過言ではないバッハとベートーベン、そしてメンデルスゾーン自身が作曲した音楽を聴きながら、迫害を受けながらも音楽の歴史に多大な功績を遺したメンデルスゾーンの人生と、日本で暮らしている難民について、触れる機会となりました。

「メンデルスゾーンの恩恵」と題したこのコンサート。メンデルスゾーンは、ユダヤ人であったことから幼少から迫害を受け、死後も、ナチス政権により彼の作品の上演が禁止となり、楽譜全てが燃やされる危機にも直面しています。

ここで、Trio Sociale代表の江口さんは、「メンデルスゾーンの功績を私たちが現在受けることができるのは、彼自身の才能だけによるものでしょうか」と提起。
実際に、家族や周囲、また彼の作品を愛した後の人々の支援により、差別に屈することなく、自身の才能を生かし、すばらしい音楽を残すことができた側面があると、語ります。

現代の日本にも、同じように迫害を逃れてきた難民がいることは、まだあまり知られていません。視野を広げれば、身近な日本にも支援を必要とする難民がおり、そして、メンデルスゾーンの場合と同じように、私たちが理解者となり、彼らに対してできることがあります。

また、難民の方々が、東北関東大震災に影響を受けながらも、募金活動などを通じて被災者のために何かしたいと考えているというお話も紹介されました。そのような彼らのあたたかい心に対して、うなずくなどして、共感を示してくださる来場者の方が数多くいらっしゃいました。

コンサート後には、多くの方にJARの資料を手にとってご覧いただいただけでなく、2回の公演で、計6万9,625円ものご寄付をいただきました。いただいたご寄付は、難民への支援活動に使わせていただきます。


今回のイベントでは、すばらしい音楽に触れながら、その背景についても深く知る機会となりました。また、昔であっても今であっても迫害を受けている人がいること、そしてそういった困難な状況の中でも、いつの時代も人々は社会に対して自分のできることを最大限行おうとしている、ということを感じました。それと同時に、芸術の世界と社会貢献の世界はとても近いということを感じました。

(インターン:星野)

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